ドルー円の歴史;
1945-1971年;360円の固定相場
1971ー1973年;ニクソンショックで308円の固定相場
1973年2月~ 変動相場 (グラフ参照)
不景気と大震災で苦しんでいる日本の円が高騰している。米国やヨーロッパなど先進国と言われる国が軒並み信用低下、破綻危機なのである。
彼らは、日本より数歩先を進んでいる、明日は我が身である。心せねばならぬ。
それにしても、輸入物価が下がらないのはどうゆう訳だろう。
参考ー今年2011年の推移;
3月11日に発生した東日本大震災によって、保険会社が支払準備として海外資産を円転させるとの観測や、決済のための円資金需要が強まったことなどから円高が急激に進み、3月16日のニューヨーク外国為替市場取引時間中(日本時間17日午前4時台)には一時1ドル=79.75円台を記録し、1995年の史上最高値に並び、17日の東京外国為替市場では瞬間76円25銭をつけて最高値を更新した。
その後、日米欧の協調介入により80円台まで値を戻し、その後も、震災後の日本経済への不安とアメリカの景気回復に対する期待により円を売る動向が優勢となり、4月6日の東京外国為替市場で半年ぶりとなる1ドル85円台となり、主要通貨に対して独歩安となっていたが、翌週から再び円高傾向となり、アメリカの緩和政策延長に対する懸念などにより再び70円台をつける場面が多くなっていった。
米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8月5日、米国債の長期信用格付けを現在の「AAA(トリプルA)」から1段階下の「AA(ダブルA)プラス」に引き下げたと発表したこともあり、その後も円高傾向が続いた。そして、8月19日にはニューヨーク市場で一時1ドル=75円95銭と震災直後の戦後最高値を更新した。また、唯一スイスフランがリスク回避[35]の流れで円に対しても高くなっている。