今日で震災1週間、日に日に悲しい数字が大きくなっていく
18日午後2時現在で亡くなった人は6539人
ついに阪神淡路大震災の6434人を超えた
自然災害で亡くなった数で戦後最大になったそうだ
まだ行方が分からない人が1万354人で
死者と合わせると1万6893人、途方もない数字
ぼくも並んで
福島第一原発3号機への海水放水作業は今日も続いている
原子力安全・保安院は事故の事態の深刻さを示す暫定評価
を「レベル5」に引き上げたと発表した
これはスリーマイル島の原発事故と並ぶレベルだそうで
チェルノブイリ原発事故は「レベル7」だったから
もし解決しないでこのまま推移するとどうなるのか?
3号機だけでなく1、2、4号機も解決していない
放水作業は明日も続くそうだが効果はどうなのか
広島出身だから放射能というと異常に反応する
そんな深刻な事態が続き世界中が注目しているときに
プロ野球のセ・リーグは25日に開幕をするという
パ・リーグは来月12日に開幕を延期すると決定した
選手の総意は「こんな時、野球をしていていいのか!」
選手会も延期を要望しているのにセ・リーグ理事会は
「プロ野球の責務」と突っぱねている
元G、オリオールズの上原選手が、強行開催の先導役に
なっている元チームに「・・・そんな中でナイターをやる
なんて正気の沙汰じゃない」と憤慨しているそうだ
”たかが野球選手!”と言った人がいたが
いまもそう言いたいのだろう
野球選手である前に彼らも一人の社会人として事態の
深刻さを受け止めた上で、野球選手としていまなにを
すべきかを必死に考えているのだと思う
今日はタイガースの主力選手が大阪梅田で街頭に立ち
義援金を募集していた
大リーグの選手も積極的に募金活動をしてくれている
あの同時多発事故の時、大リーグのコミッショナーは
3時間後に以後の試合を中止と決めた
日本のコミッショナー、球団のオーナーはなさけない
その点地域密着のJリーグのほうがすっきりとしている
国民が利益を失っているとき野球はビジネスと言いきって
選手やファンの声を無視してまで開催して何が伝わる
人気の「セ」は過去のこと
人気は「パ」ときっとなるぞ
わが広島カープはなぜ反対しないのか
一番よくわかっているはずなのに
石井琢郎選手のブログを見てほしい
甲子園の選抜高校野球の開催が最終的に決定した
期間の区切られた高校野球の純粋なプレーは元気をくれる
プロはシーズンが長い、いくらでもプレーで見せられる
ストをしろとは言わないが選手会も問われている
ファンは選手の気持ちを応援するからとことん主張せよ!
東京ドーム一試合分の消費電力は6000戸分になるそうだ
首都圏に3チームもあるセ・リーグ
それでもやるならデーゲームでやれ!