今日は冷たい風が吹き荒れてまるで冬に戻ってきた
ような一日だった
東北地方はさぞや寒かったことだろう
毎日どうしても気になる男の子がいる
16日に朝日新聞の記事としてブログに取り上げた
父、母、祖母、いとこ二人の名前を書いたカードを
持って避難所を探し歩いている9歳の少年のことだ
「捜す 僕の手で
父さん母さん、今どこに」
明日もくるからね・・・
あれから毎日、ネット検索をしているのだが
その後の消息をつかむことができない
あれから両親に会えたのだろうか
まだ見つかっていないのだろうか
今日の東北は寒かったはずで心配になる
大阪府では今日から避難者の受け入れが始まった
2000戸の府営住宅が用意されている
元気で明るくて面倒見のいい大阪に来てほしい
昨日のブログで防災の専門家。河田先生の著書にも
釜石市の防潮堤がしっかりしいると書かれていたと
紹介したが今日の日経新聞にも同じような記事があった
最新鋭の防波堤や防波堤でも防ぎきれなかったことで
被災地以外の自治体で避難場所の見直しなどを検討し
始めたそうだ
防波堤があるという油断があったのかもしれない・・と
県の担当者も言っているそうだが
写真で見て驚いたのは、津波で破壊された防波堤の姿で
残っているのがわずか、大半がなくなっている
釜石港の海上に高さ約6㍍、全長約1.6㌔、総工費が
1200憶円、耐震設計を取り入れた最新鋭の設備
M8.5クラスの地震を想定していたそうだ
↓
「津波災害」を読んで津波のメカニズムがわかってくると
5メートルの津波なら5メートルの防波堤で防げるという
程度の理解しかしていなかったことが恥ずかしくなる
明日から甲子園の選抜高校野球大会が始まる
わが市から出場する履正社高校の最寄り駅に掲げて
あった横断幕も震災後に外されていまはない
入場行進もない質素な大会になるそうだが
選手にはグランドで大いに熱闘を見せてほしい
被災地の人はその姿を楽しみにしていると思う。