パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 161 タカの渡り

2016-09-25 22:18:23 | タカの渡り
そろそろタカの渡りのピークを迎える時期・・・

全国的には白樺峠、伊良湖岬など有名な場所がありますが、神奈川県内にも県内のバーダーには名の知れた観察ポイントがあります。
今日は初めてのタカ渡り観察・・・武山に行ってきました。
ここは三浦半島のほぼ中央に位置し、房総半島から渡って来るタカたちの飛行ルートとなっており、気象条件が整えばピークには1日に数100羽のタカ類の渡りが見られるそうです。
タカ渡りの理想的な気象条件とは・・・?
雨の降った翌日の快晴の天候、クリアな視界。適度な風。

9月に入って・・・22日だったと思いますが、ニュースで今月晴れの日はたったの1日!とか、第3週の週間日照時間はたった6分!!とか・・・とにかく桁違いの異常気象で、いつ青空を見たか?思い出せないような雨続きの日々が続いていました。
今日はようやく雨の心配もなく、タカ渡りの理想的な日和かと思い雨で足止めをくらったタカたちが一斉に東京湾を渡る風景を思い描いて出かけてみた次第です。

しかしながら朝方の天候は曇り・・・しかも蒸し暑く、心臓破りの上り坂を重たい機材を背負って汗だくになって登ること約30分、朝8時前に頂上に到着。でも、わずか標高200mほどの山なのに下界には靄がかかり、房総半島はおろか東京湾も見えず!
なかなかお天気の神様は微笑んでくれません!!

それでも、10時ころには青空が広がりました。
ただし、房総半島、東京湾の靄は晴れず!
今日最大のサシバ7羽の群れ。写真には6羽しか写っていませんが、一応タカ柱です。(どこにもピントが合ってません。ヘボです。)


初見、初撮りのハチクマ・・・2枚 
普段のフィールドではまず見ることのできないサシバやハチクマが見られるのは、こうした渡りの時期だからでしょう。
でも、とにかく遠い!遠い!!豆粒どころか米粒、いやゴマ粒です。これじゃ写真になりません!(今日の写真は皆こんなものです。)




唯一、割と近くを飛んでくれたのが地つきのハヤブサ(若)です。・・・2枚




ミサゴも遠い距離。
建物の後ろは東京湾の海です。昼少し前、ようやく東京湾が見えてきました。


今季、初見のノスリ・・・


とにかく、今日の観察は肉眼では識別できないような遠い距離の鳥撮りのため、写真としては出来の悪い仕上がりでブログアップもやめようか・・・と思いましたが、このブログは私の記録であり、日記のようなもので・・・翌年以降、過去の記録として役に立つため敢えて投稿を決めました。
なお、この渡りの期間中は地元の愛好家の方々が記録をつけており、今日のタカ渡りの観察数はサシバ・・・18羽、ハチクマ・・・14羽でした。
(ハヤブサ、ミサゴ、ノスリは非渡り)
タカ渡りは午前中が勝負!愛好家の方々は正午には撤収。私もあと30分粘って撤収としました。

PENTAX K-3
BORG90FL+CANON250D+1.7AF 約660mm(35mm換算990mm)

コメント (2)
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