パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

さくら

2013-03-25 19:31:43 | ネイチャー
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満開の桜を見て、美しいと思う。日本に生まれてよかった!と思う。

そう思いつつ・・・何かいつも、素直にそう思えないことがある。

武士道・・・軍国主義・・・

晴れやかに咲いて、潔く散ってゆく桜に例えられ、美化され、欺かれて散っていった若い命。

華やかな桜の花はその裏側に、たくさんの悲しみを秘めているようで・・・

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野鳥撮影

2013-03-22 00:58:04 | 野鳥
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私が野鳥の撮影に興味を持ったのは、勤務先からバスで15分足らずのところに「東京港野鳥公園」があり、午後休を利用して出かけたことに始まります。仕事帰りのため、ほんの下見のつもりでミラーレスカメラV1に110mm(35mm判換算300mm)ズームの軽装でした。オオタカやカワセミが見られればいいな!程度の軽い気持ちで出かけたのですが、初めて行ったところにも関わらず、両方見ることができました。特にオオタカは夕方近く、そろそろ帰ろうかと思ったとき、観察小屋から覗く私の頭上からカラスより少し大きい鳥が前方100m位の先にある木に停まるのが見えました。瞬間見えた尾羽の縞模様からオオタカとわかりました。小屋に備え付けの望遠鏡で位置を確かめ、撮ったのがこの写真です。
野鳥撮影では、つくづく300mmの望遠の非力さがわかりました。
その時のカメラとレンズの組み合わせはこの通りです。

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そこで、このレンズアダプターを購入。(ちょっとピントがずれてしまいました。)
このアダプターはデジイチ用に私が持っているNIKONのいわゆるFマウントレンズがすべて使えます。

Dsc08565


常用レンズとしてよく使う18~200mm(35mm判換算27~300mm)を装着したものがこの写真になります。このレンズは手振れ防止機能があり、さらにV1では焦点距離が2.7倍になるため、540mmの望遠能力を発揮します。


Dsc08567

さらに、もっと強力な望遠を求めて、500mmのミラーレンズを装着すると何と1350mmの超望遠になります。
この魅力はなんと言っても、コンパクトさにあります。1000mmを超える望遠がこのサイズで発揮できるのは画期的です。ただし、絞りがF8と暗く固定式など、難点も多数あります。


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この組み合わせで撮った写真がこれです。
木に停まってあまり動かない鳥を撮るには充分ですが、ピント、手振れなどの理由で三脚は絶対必要です。

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そこで今回、思い切って購入したレンズがこの150~500mmのこのレンズです。
デジイチ装着で750mm・・・ほとんどの条件はカバーできる範囲です。魅力はピントも露出も自動で、さらに手振れ防止機能がしっかりしている点にあります。
750mmを三脚もいらず、手持ちで撮影できるのは昔ではとても考えられなかったことです。これなら、動き回る鳥や飛んでいる鳥も楽に撮れます。

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この写真は、このレンズで撮った飛翔するアオサギです。


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東京港野鳥公園では、冬鳥とされる猛禽類の出現率が少なくなってきました。12月~2月までは、ほぼ毎日観察されたオオタカも4日ほど姿を見せなかったようです。ノスリも行けば大体どの辺にいるかわかっていましたが、昨日は写真の撮れるところには姿を見せてくれませんでした。
また、冬になったら野鳥公園にオオタカ撮りに挑戦したいと思います。その間、地元の多摩川や多摩川に合流する小川を野鳥観察、撮影のフィールドにしようと思っています。何より自然の中で鳥の声を聴き、姿を探すことは結構楽しいことです。健康的でもあり、お金もかからず、いい心のリフレッシュになります。


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今さらながらの、BIGな話題!

2013-03-10 00:19:57 | 趣味
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東京港野鳥公園では昨年9月来、野鳥マニアの間で大変なことになっています。
東京で初めて見られる「タカサゴモズ」が住みついているのです。関東では16年前に横浜で観察された記録があるだけの珍しい鳥で、東南アジアや中国南部に生息し、どういうわけかこの野鳥公園に迷い込んで来たようです。
冬羽根に衣替えして、越冬。公園側も普段は冬場にヨシ原のヨシを刈り取ってしまうようですが、「タカサゴモズ」の生息環境を守るため、ヨシの刈り取りを今年は行っていません。
そんなわけで、いつ行ってもこのヨシ原を見渡せる観察小屋は野鳥マニアがいっぱい・・・
広いヨシ原にわずか20cm足らずの小鳥を探すわけですから、皆、凄い望遠レンズのカメラを揃えています。それこそ、車が買えるくらいの凄いレンズが並んでいます。
私はと言えば・・・子供用自転車をいかに車並みの性能にするか?いろいろ工夫をこらしています。


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Nikonのミラーレスカメラに500mmのミラーレンズをつけると、1350mmの望遠になります。
この焦点距離はかなり強力です!
ミラーレンズの構造はよくわかりませんが、鏡で光を集め、レンズで拡大するようで、いわばパラボラアンテナのような構造ではないでしょうか?
このレンズの最大の長所は、なんと言ってもコンパクトなことです。
1000mmを超える望遠レンズとなると、大砲のように大きく、重たくなりますが、このコンパクトさは驚異的です。
短所は、絞りがF8と暗く固定式であること。ピント調整の動き幅が非常に小さく、ピント合わせが難しい。画像にシャープさがない。・・・などが挙げられます。
また、リング状の「ボケ」は好き嫌いが別れるところですが、私はこの独特の味が好きですね。



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これは、そのミラーレンズで撮った「ジョウビタキ」ですが、バックのボケがいい感じで撮れたと思っています。


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これは、50m以上離れた「ノスリ」の写真ですが、大きく捉えることができました。
バックのボケは、ちょっとうるさいかな?




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春が連れてくる、やっかいもの・・・

2013-03-05 22:52:48 | 日記・エッセイ・コラム
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春の訪れとともに、大陸から黄砂が飛来する。
今年は、黄色に混じって目に見えない黒いやっかいものがやってくるようだ。
PM2.5・・・中国にとっても、これは深刻な社会問題と捉えているようだが・・・
中国国内において、大気が汚染されようが、有害物質を振りまこうが構わないが、自然現象とは言え風に乗って日本に運ばれてくるのは迷惑な話である。

ただ、考えてみると・・・
1960~1970代の日本も垂れ流しの公害に侵されていた。
私の住む川崎は京浜工業地帯の中心として、公害都市の不名誉なレッテルを貼り続けてきた。気管支喘息など公害病患者も多数いた。真偽のほどはわからないが、「工場地帯のスズメは黒い!」と誠しやかな噂も聞こえたきたほどだった。

昔の日本製品も欧米では品質の悪さで定評だったらしい。
Made In USAと表示された品質の悪い品が、実は日本の「宇佐」村で作られた製品だった・・・と笑えない「笑い話」があったくらいだそうだ。

思えば、今の中国は実質的な経済成長や生産性は度外視して、30年~40年前の日本と同じ道を辿っているような気がする。

ならば、襟を正して「先人に聞く」知恵と謙虚さがあってもいいのでは・・・?

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