パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 686 ハヤブサ

2024-06-23 08:53:41 | ハヤブサ
ハヤブサのヒナが既に巣立っている頃なので、昨日出かけて来ました。
幼鳥2羽は元気に飛び回っていました。期待したほど大きな動きはありませんでしたが、少ないシャッターチャンスを何とかものにできました。

到着早々、目の前の岩に幼鳥がとまった!5・6mの至近距離・・・ほぼノートリです。



近距離を飛行・・・



水際を低空飛行!



樹上の兄弟のもとへ・・・






空中バトルを含む2羽の飛翔・・・5枚



ガッツリ尾羽を掴んでいます












メス



なかなか姿を見せなかったオス



5月8日のヒナ・・・まだモコモコの白い産毛です。


帰り支度をして駐車場に戻ると上空から甲高いハヤブサの声・・・見上げると3羽のハヤブサが1羽のトビにモビングを仕掛けていました。
恐らく2羽の幼鳥とメスでしょう?幼鳥はこうして狩りや敵への攻撃を学んでいくようです。

NIKON Z9
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3
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一期一会・・・鳥撮りの記 682 ハヤブサ オスの狩り

2024-05-09 11:18:33 | ハヤブサ
昨日のハヤブサのフィールドでエリア内で獲物を捕らえるシーンが見られました。

獲物を見つけて向かいの崖の木から身を翻して飛び出した!ただし、遠い距離。



急降下を続ける!



飛び込んだ先は崖の陰で見えず!飛び出しを待っていると、ヒヨドリを捕らえていました。



向かいの崖へと運ぶ・・・



ここで半分ほど自分で食べる・・・



メスへの空中餌渡しのショータイムに期待していましたが、飛び出しは下に向かって・・・何てこった!






自分でメスの待つ巣に運んで来た!






巣に運ぶとすぐに飛び出し!



この木の上で監視!


私が到着する少し前に空中餌渡しがあったようですが、私の滞在中2時間半の間に2回ヒヨドリを捕らえました。
パパさん鳥の奮闘が伺えます。

NIKON Z9
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR+1.4TC
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一期一会・・・鳥撮りの記 681 ハヤブサ オスの不可解な行動

2024-05-08 20:01:39 | ハヤブサ
今日はかねがね気になっていたハヤブサのフィールドに今シーズン初めて行って来ました。
ハヤブサペアも子育てに忙しいようです。

上空を旋回するオス。撮影中は気づかなかったのですが、ヒヨドリを捕らえていました。
このまま獲物を持ってメスの元へ・・・



てっきりメスに渡すかと思ったら、獲物を持ったまま飛び出した!












取り残されたメス・・・呆然とした表情?



そして、飛び出し!



その後の顛末・・・
メスが飛び出して15分ほど、獲物を持って帰って来た。オスから強奪したのか?円満にもらったのか?・・・知る由もありませんが・・・






巣へと運ぶ!ヒナも餌がもらえたようで、めでたし、めでたし!


今季はもう何年も利用していた巣の崖が崩落し、別の場所に巣を構えました。私の知る限り、このフィールドでは3番目の巣です。
新居での子育て・・・元気に育って欲しいものです。

NIKON Z9
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
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一期一会・・・鳥撮りの記 674 ハヤブサの亜種

2024-03-21 15:44:08 | ハヤブサ
1か月以上巣ごもり状態で鳥撮りには行けていません。そこで、撮り貯めた写真の整理をしつつ・・・
この冬は北関東でウスハヤブサが話題となりましたが、ハヤブサ(学名 Falco peregrinus)の亜種について自分の撮った写真から私なりにまとめてみました。
3種の亜種をできるだけオスの同じようなシーンで比べてみました。

〈全体の姿〉
①鳥撮りを始めた2013年からずっと撮り続けている神奈川県内の亜種「ハヤブサ」(Falco peregrinus japonensis)です。
 10年の間、代替わりがありますが、毎年営巣・子育てがみられます。


②2021年、北関東で撮った亜種「オオハヤブサ」(Falco peregrinus pealei
「ハヤブサ」に比べ、頭の黒い部分が大きく黒い頭巾をかぶったように見えます。また、胸から腹への縞紋が太く見えます。


③この冬、地元多摩川で撮った亜種「シベリアハヤブサ」(Falco peregrinus harterti)と言われる個体。
「ハヤブサ」に比べ胸から腹にかけてオレンジ色が見える。縞紋は「オオハヤブサ」同様、短く太い。ただハヤブサのひげ(頭から目の下への黒い模様)は「ハヤブサ」とあまり変わらない。


〈正面顔〉  
①「ハヤブサ」ハヤブサのひげ比較の基準です。


②「オオハヤブサ」
明らかに黒い頭巾をかぶったように見えます。胸から腹はややオレンジ色が見られる。


③「シベリアハヤブサ」?
正面から見ても「ハヤブサ」とあまり変わりがありません。


〈飛翔姿〉
①「ハヤブサ」基準


②「オオハヤブサ」
縞紋が明らかに太い。


③「シベリアハヤブサ」?
縞紋は太く、「オオハヤブサ」と区別ができないほど。胸から腹の体色はオレンジ色が見られる。


結論・・・
②は「オオハヤブサ」で間違いないと思います。
問題は③で*太い縞紋*オレンジがかった胸から腹・・・では「ハヤブサ」とは違うものの、*ハヤブサのひげ・・・が決め手に欠け、「シベリアハヤブサ」とは同定できず。
ただ、「ハヤブサ」を長く見て来た経験値から、*オスにしては体が大きいこと。*縞紋の太さ・・・から「ハヤブサ」とは違う!という印象が強いです。鳥さんには個体差があるので難しいですね。疑わしきは同定できず!にしておきます。
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一期一会・・・鳥撮りの記 660 ハヤブサ

2023-12-26 20:35:39 | ハヤブサ
今年も5日を残すのみとなりました。今日は撮り納めのつもりで地元多摩川へ・・・
秋からずっと楽しませてくれたハヤブサが今日も姿を見せ飛び回ってくれました。

ねぐらがどこなのか?知る由もありませんが、到着後すぐにハヤブサがやって来た。






至近距離を通過!



近すぎてフレームから外れた!



いつもの定位置にとまる。



飛び出し後、遠く対岸を飛翔!ようやく空抜けでない写真が撮れた。ただし、大トリ・・・









旋回してこちらのほうに・・・






結局、ここに戻って来ました。








今日はハヤブサの他にカワセミも撮れました。第2弾として、次回アップします。

NIKON D500
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR(35mm換算750mm)
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