2週間ほど前、PCにこんなメッセージが出るようになりました。
私は写真のRAW現像・編集にAdobe社の「Lightroom 6」を長年使用していますが、そのAdobe社からのメッセージです。
要は現在使用中の「Lightroom」は非正規品のため、使用できなくなるとのことです。
このソフトは7年前にアマゾンから購入した製品版です。
数年前、Adobe社は製品版を廃止し月々定額制の「サブスク」方式になり、製品版のサポート・バージョンアップが終了となりました。このこと自体大いに不満のあるところですが、今回のこのメッセージ・・・てっきり製品版の排除!かと思い、Adobeへクレームと共に問い合わせをした結果、「アマゾンは非正規ルートで、シリアル番号も非正規なものでAdobe社としては認められない。」とのこと・・・そもそもの問題はアマゾンにありますが、Adobe社も7年も経って「何で今更・・・」という感覚です。
さて、どうするか?
何より、「サブスク」はバカバカしく、月々で見れば安価でも長年使えば高額な支払いになります。
「Lightroom」は月額1,078円ですが、1年使えば12,936円。3年では38,808円・・・5年では64,680円・・・こんなバカ高いソフトはアマチュアの趣味の領域ではありません。
そこで、まず「サブスク」を排除して何か良いソフトはないかを検討!
第一候補として・・・今愛用しているノイズ処理で秀逸な「PureRaw」のフランスDxO社の「Photolab 6」をデモ版で試用してみました。「Photolab 6」は多くのプロも使う多機能なソフトです。
ただ気になる点として、今愛用している「PureRaw」との親和性がどうなのか?互いに機能の重複はないか?打ち消し合う機能はないか?
DxOのサポートチームに問い合わせをしたところ、すぐに自動返信でこんなメールが届きました。要は正式回答まで少し時間がかかるとのこと・・・お決まりの文言ですが
通常は即日か翌日(翌営業日)には回答があるものですが、1週間以上経っても何の音沙汰もありません。
こんないい加減な対応では、いざとなった時に大いに不安があるので「Photolab 6」は候補から除外!
振り出しに戻って次の候補を検討しましたが、「Lightroom」が「サブスク」になった時、AIによる編集で定評のアメリカの「Lnminar neo」や国産唯一の「SILKYPIX」のデモ版試用をしましたが、いずれも「帯に短し、襷に長し」で決定力なし!でした。どのソフトも重く作動にストレスを感じました。
結果・・・
「サブスク」の良し悪し、好き嫌いは別にして製品の使い易さから「Lightroom 6」(もちろんサブスク版)に決定しました。
何より使い慣れていることと作動が軽くサクサク動くことが一番の理由です。特に作動が軽いことは、1回の撮影で500枚、多い時は1,000枚を超える写真のチェック、編集は少しのもたつきもストレスに感じるため重要視しました。「サブスク」版になり新しい機能も増え、いつも最新バージョンで使えることはメリットでもあります。
近年ではAIによるソフトも増え、将来もっと良いソフトが出てくれば「サブスク」を解約して乗り換えもできますので、仕方なく「サブスク」を受け入れることとしました。
・・・というより、現時点では消去法でこれしかない!という結論です。