パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 386 2019総集編

2019-12-29 10:58:57 | 総集編
平成で始まり、令和で終わった2019年。
今年1年の鳥撮りを振り返ってみたいと思います。今年初めて出会った鳥さんは13種・・・キャリアを重ねてくると、なかなか初見・初撮りの鳥さんは少なくなるもので、それでも今年は北関東、山梨などプチ遠征を何度か行った結果、憧れの鳥さんを撮ることができました。昨年末の通算は154種でしたので、今年は167種となりました。
時系列で、私にとってのトピックとなる写真を選んでみました。

その前に、今年の気象を振り返ってみると・・・大型台風が到来し、特に8月の台風10号、9月の15号、10月の19号は猛烈な勢いで関東、信越、東北地方などに甚大な被害を及ぼしました。特に半端ない雨量で各地の河川の越水、氾濫が相次ぎ、私の住む地域にも避難所が開設されるほど・・・地元で生まれ育った私には初めての経験でした。夏は雨の日が多く、日照が少なく・・・とにかく、やたら各地で水害が多い1年でした。有数の野鳥のフィールドである河川敷や遊水地も冠水被害を蒙り、鳥や動物の住む環境に多大な影響を与えています。
地球温暖化の影響は、確実に年々高まっていると思われます。

2月・・・
都心の公園にしばらく滞在してくれたニシオジロビタキ。


3月・・・
北関東の沼に毎年やってくるオオワシ・・・20数年飛来してくる個体だそうで、年齢からもいついなくなってもおかしくない鳥さんです。


4月・・・
神奈川県内の渓谷で・・・初めて出会ったクロツグミ。


サシバもぜひ撮りたい鳥さんの1つでした。千葉県の谷津田で・・・


5月・・・
以前、都内の公園で1度だけ撮ることができたコマドリ・・・もっといい条件で撮りたく、山梨の峠で再チャレンジ!


コマドリと同じポイントで・・・コルリ。


フクロウのヒナが巣立った!と聞いて速攻で出かけた彩の国・・・
初見・初撮りの親鳥。


幼鳥は飛べるようになると林の奥に入ってなかなか見ることができません。巣立ったばかりで、撮りやすいところに出てくれた幼鳥。


6月・・・
ヤマセミも憧れの鳥さんです。今までの証拠写真から、まともな写真が撮りたくて栃木県の北部まで遠征。


湘南のハヤブサには今年3羽のヒナが誕生。その1羽に空中餌渡し・・・


8月・・・
今年も都内の公園ではオオタカのヒナは3羽が誕生。ただし、巣立ち間際に父鳥が死亡しヒナたちは常に飢餓状態・・・2番子がまず衰弱死し、この子は一番成長が遅かった3番子。2度の保護を受けながら、何とかカラスを襲うまでに成長しました。残念ながら、この後詰めが甘くカラスを取り逃がし!翌朝、衰弱死したこの子の亡骸が発見されたようです。この時、このカラスを仕留めていれば・・・と残念に思います。この写真が、この子の僅かに生きた証の写真になるとは・・・私にとって今年1番の、複雑な思いが詰まった1枚です。


大磯の海岸でアオバトを撮影中、沖を飛ぶアジサシの仲間を発見!後から調べてみると、セグロアジサシ・・・
台風10号で小笠原あたりから流されてきた個体でしょう。何てことない写真ですが、何でも撮ってみることです。


12月・・・
冬の猛禽でハイイロチュウヒが代表格です。優雅なオスはもちろん人気ですが、今までメスとの出会いが少なく、ぜひ撮りたいと思っていました。
そして、コチョウゲンボウも・・・茨城南部の湿原でハイチュウ メスにからむコチョウゲンボウが撮れました。



今年も拙い私のブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年を・・・

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一期一会・・・鳥撮りの記 313 2018総集編

2018-12-29 15:33:21 | 総集編
毎年、暮れになると今年1年の野鳥撮影の成果を振り返って「総集編」としてまとめています。
それまでは1年間の自分なりのベストショットを10点ほど選んでいましたが、なかなか10点を選抜するのが難しくなり、昨年はこれに代わって初見・初撮りの鳥さんを選んでみました。初見・初撮り(いわゆるライファー)もキャリアを重ねてくると年々少なくなってくるのは当たり前で、今年は10種。昨年末の今まで出会った種類は143種なので、今年までの通算は153種となります。
そんなわけで、今年は初見・初撮りの数が少ないため自分なりのトピックと感じる鳥さんを選び「総集編」とすることとしました。

まず、今年の気象を振り返ってみると・・・夏場は一口に言えば降水量が多く、記録的な酷暑っだたと思います。特に台風の襲来が多く、またここ数年の傾向に輪をかけたゲリラ豪雨や一定の地域に長期間降り続く集中豪雨など、風水害が多かった年でした。また北海道での地震や全国的に40度クラスの猛暑を通り越した酷暑が続き、自然災害や異常気象が特に目立った年だったと言えるでしょう。
冬鳥のシーズンは始まったばかりですが、今冬は暖冬傾向のようで、どこへ行っても例年以上に少なく感じます。

さて、前置きはこのくらいで・・・

2月・・・
初めて行った稲敷の干拓地、ここではハイチュウことハイイロチュウヒとコミミズクが狙いです。
やはりハイチュウ、コミミは魅力のある鳥さんです。




2月・・・
三浦半島での菜の花セッカ。


3月・・・
神奈川県内の日向渓谷でのミソサザイ・・・


4月・・・
都内光が丘公園にコマドリが出ていると聞いて出かけてきました。


5月・・・
たまたま出かけた多磨霊園。偶然出会えたコルリ・・・まさかこんなところでコルリが撮れるとは!


今年2羽のヒナが孵った湘南のハヤブサ・・・
私が行った時には1羽しかいない!どうやらもう1羽は何かのアクシデントがあったようです。
巣立ち間際のハヤブサ幼鳥。


7月・・・
今年初めて観察し続けた都内の公園。オオタカのヒナは3羽誕生!
そのうちの巣立ちを迎えた2羽が地上に・・・


夏場の富士山5合目。いつもちょい見せのホシガラスが今年はじっくり撮れました。


11月・・・
初めてオオタカの狩猟シーンを目撃!キンクロハジロを捕らえた若・・・


12月・・・
横浜市内の公園・・・久しぶりにミサゴの狩漁シーンを撮ることができました。


都内公園でキクイタダキ・・・残念ながらあまりいい条件では撮れず!
今シーズンはキクイタダキの情報があちこちから聞こえてきます。



今年も拙いブログをご覧いただき、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。よい年をお迎えください。
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一期一会・・・鳥撮りの記 246 2017総集編

2017-12-29 20:58:35 | 総集編
鳥撮りをはじめて5年目の2017もあとわずか・・・
年末恒例?酉年の今年1年を振り返ってみたいと思います。

今年の気象は例年にも増して異常気象だったと言えるでしょう。梅雨の時期は極端に雨が少なく、私がよく行く東京港野鳥公園では淡水池が干上がるほど・・・こんなことは開園以来初めての出来事だったそうです。空梅雨が明けたとたん皮肉なことに降水量は増大し、なんでも東京地区では8月、21日間連続の降水日数を記録したり・・・秋には長寿台風や線状降水帯などという聞きなれない言葉がニュースを賑わし、記録的なゲリラ豪雨で九州地方や東北方面に甚大な被害を及ぼしたことも記憶に新しいところでしょう。10月には関東地方では2週連続で週末に台風通過があり、台風被害が頻発した年だったと言えるでしょう。ここ数年、ゲリラ豪雨の傾向が続きますが、今年はさらに輪をかけて特定の地域に集中的・記録的な量の雨を降らせたような気がします。

そんな1年、今までなら今年のベストショットを10点ほど選び、ここに掲載させていただいていましたが・・・今年はそれができません!
自分自身でこれがベストショットと言える写真がないのです。普通ならシャッターを切った瞬間「ヤッター!」とかモニターを見て「これはいい写真が撮れた!」とか・・・そういうものがあるんですが・・・今年はなぜか?そんな手応えを感じた写真がないのです。
・・・その理由はわかりませんが、自分の写真に対する目が厳しくなったのか?・・・本当にヘボ写真しか撮れないのか?・・・はたまた感激が薄くなったのか?・・・そんなことはないと思うんだけどな~!

そんな訳で今年の総集編は今年出会った初見・初撮りの鳥さんを10点ほど選んでご紹介することとします。今年のニューフェイスは19種、これで通算143種の鳥さんと出会ったことになります。初見・初撮りの鳥さんはいくつキャリアを重ねても嬉しいものです。

ニシオジロビタキで賑わった公園に隣接する小川にいたアカエリカイツブリ・・・(1月)


ミサゴ狙いで行った湘南の海岸。本命に見放されましたが、ウミアイサのペアが相手をしてくれました。(1月)


以前から撮りたかったハイチュウことハイイロチュウヒ。実はコミミズクを本命に出かけましたが、風が強くコミミは現れず、代わって出てくれたのがこのハイチュウです。かなり遠い距離・・・(2月)


2日連続で通った北関東の遊水地。ボウズ覚悟の夕方5時、やっと飛んでくれた本命コミミズク・・・(2月)


今年、話題を集めた鳥さんのひとつかも?ソリハシセイタカシギ・・・(6月)


富士山5合目で3度目にしてようやく出会えたキクイタダキ・・・(7月)


キクイタダキと同じ日、メボソムシクイ・・・(7月)


これも今年話題のノゴマ・・・埼玉県の人造湖でわりと長い滞在でした。(10月)


あまり遠出をしない私にはゴジュウカラは初対面。富士方面の水場にて・・・(10月)


セッカも今まで出会いの機会はありませんでした。10月に初見・初撮り・・・不思議なもので、その後はよく見かけます。
これは12月に撮影したもの。


番外・・・
11月、多摩川河川敷で見つけた黒いスズメ。その後、ここを訪れる度、姿を探しましたが見つかりません。


今年1年、私の拙いブログをご覧くださいました皆様・・・ありがとうございました。
どうぞ、よい年をお迎えください。
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一期一会・・・鳥撮りの記 180 2016総集編

2016-12-29 19:21:22 | 総集編
鳥撮りを始めて4年目の2016も、余すところあと2日・・・

今年の気象は、いつもより異常といえるものだったと思います。
相次ぐ台風の襲来で九州や東北、北海道に大雨や土砂災害をもたらせたり・・・夏の終わりから秋にかけては、青空を見たのがいつだったか?忘れてしまうような雨続きの日々。とにかく、量的にも時間的にも雨の多い年だったと言えるでしょう。週末CMの私にとっては、この時期青空の下で写真が撮れたためしはなかったような気がします。
また残暑が厳しく、秋の声を聞いても・・・いつまでも終わらない夏を感じました。冬になっても夏日を記録したり・・・雨と暑さに極端な異常気象が感じられた年だったと言えるでしょう。

そんな2016の成果を振り返り、今年撮りためた写真の中からお気に入りの10点を選び撮影時のエピソードを添えてご紹介いたします。
選別にあたっては、写真の画質、切り取った鳥さんの形や表情、シャッターチャンスなどに加え、私の思い入れ・・・なんぞもあったりして・・・正直、苦労しました。
画質を重点に選別すれば、楽なことはわかっていますが、まだまだ駆け出しCMの私にはいろいろな邪念?が入ってしまいます。

まずは・・・その10点の中から、1点を!
MIP・・・Most Impressive Playerならぬ、Most Impressive Photo(もっとも印象深い写真)とします。決してBestではありません!
それが、これ・・・

これは湘南の海岸で大きなボラを捕らえたミサゴです。
昨年もここでミサゴの狩漁シーンを狙いましたが、沖合でダツを捕るばかり・・・相模湾でも海水温が上昇し沖にダツがやってくるようになったようです。ミサゴも岸に近いところへ飛び込んでボラを捕るより、水面をかすめるように捕れるダツのほうが楽なんでしょうね?結局、昨年はここでミサゴの漁は撮れず!今年、そのリベンジができた写真です。

その他、9点は優劣なし!すべて同格とし順不同です。

今年もツミの写真を数多く撮ることができました。
ただ、昨年とは違った場所での営巣のため、なかなか開けた場所へは出てくれません。何度か通った中で、唯一お立ち台に上がってくれたシーン!
虹彩の赤さ、オレンジがかった胸の羽毛など・・・オスの特徴がよくわかる写真です。


今年、ツミは3羽のヒナが生まれ、巣立って行きました。
まだまだ親から餌をもらう幼鳥ですが、スッキリした青空をバックに精悍な風格を感じさせられる雄姿です。


そのツミのフィールドで撮ったオナガ・・・
巣づくりのためか?小枝をくわえています。きれいに広げた翼と長い尾・・・形のよいオナガの飛翔をタイミングよく捉えた写真だと思っています。


今年は2年ぶりにハヤブサのヒナが誕生しました。2年前もそうでしたが、一人っ子・・・
オスから空中で餌をもらったメスがそのまま巣に直行!急いで駆け寄ってきた真っ白、モコモコのヒナ!愛情あふれる給餌シーンです。
ほんの数日のタイミングでヒナの羽毛は黒くなって行くので、白い姿を捉えることができたのはラッキーです。


チョウゲンボウは毎年繁殖期ならずとも、よく撮りに行く鳥さんです。
橋の下からの飛び出しシーン!形よく広げた翼がかっこよく撮れた1枚です。


今年はキビタキにもよく出会えたシーズンでした。春よりも秋・・・長引いた残暑と長雨のせいで、平地におりたキビさんが旅立ちの足止めをくらった!のではないか?と思います。少し引いたアングルがいい味の1枚!


エゾビタキも好きな鳥さんの1種です。
地味な色合いですが、ヒタキ類特有のクリクリの大きな目!かわいらしさが出ています。この子は背中と尾羽の付け根の白い斑紋からまだ幼鳥と思われます。


ツバメの飛翔シーンは難しい!狙いの鳥さんは現れず・・・おまけに雨も降ってきて・・・木陰で雨宿り中、草原を飛び回るツバメを発見!
暇つぶしに撮った中から偶然撮れてた1枚です。(なかなか狙って撮れるウデはなし!)


等間隔に・・・しかも、背の高さ順に並んだ4羽のセイタカシギ。そして、ひょうきんな顔の1羽のホシゴイ・・・
何の変哲もない写真ですが、妙にホッコリする・・・何となくお気に入りの写真です。


このブログが本年最後となります。
この1年、拙い写真のブログをご愛読いただいた皆様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
ぞうぞ、よい年をお迎えください。
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鳥撮り物語 2015総集編

2015-12-23 14:57:32 | 総集編
今年も残りわずか・・・鳥撮りを初めて3年目の年も大詰めを迎えています。

過去2回と同様、今年も1年間の鳥撮りの成果を振り返ってみたいと思います。
今年は全国的な猛暑、ゲリラ豪雨など・・・気温の高い傾向にあり、秋から冬にかけても引き続き季節の野鳥の到来にも異変が感じられる気がします。

今まで撮影した鳥の種類は累計で109種、昨年末の数が92種でしたので、今年は17種を上積みしたことになります。
撮影のフィールドを広げない限り初見・初撮りの数は3年目ともなれば、まあこんなペースに落ち着くのではないでしょうか?
そんな中、夏には富士山5合目の高山系の鳥や、11月にクマタカ狙いにも行き、普段行き慣れたフィールドではお目にかかれない鳥たちとの出会いもありました。

例年通り、今年撮影できた鳥たちの写真の中から自分なりに選んだベスト10選をご紹介します。
 

ベスト1は・・・迷うことなく・・・この写真!

これは巣立ち直後のチョウゲンボウの母子です。
この頃は巣立ちはじめたとは言え、幼鳥はまだ親の庇護のもと・・・幼鳥の近くには必ずと言っていいほど親鳥(特に母鳥)がいます。
このシーンは幼鳥(上)と母鳥(下)がこちらに向かって飛んで来て木の上を通過したところを捉えたものです。
2羽の鳥にうまくピントがあったことと、どちらも飛翔姿もカッコよく・・・満足の1枚!
絞りを持たないBORGは前後する被写体にピントを合わせることは難しく、この瞬間は丁度親子のチョウゲンボウがレンズから等距離だったことがラッキーでした。

PENTAX K-3  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)


以下、9枚は優劣はつけられず・・・すべて同格とします。

2015初冬は異常なほどの暖冬で冬鳥の到来は悪いようですが、何故か?オオタカはよく見かけます。
これは葛西臨海公園で撮影したもので、この日も2羽の幼鳥が頻繁に姿を見せてくれました。
小春日和の陽光を浴びて、オオタカが一際明るく浮かび上がるようなシーンを捉えたものですが、写真になるとあまり光の具合が上手く表現できず。

PENTAX K-3  BORG90FL+Canon 250D+1.7AF 約660mm(35mm換算990mm)

今年は年明けから海のミサゴを撮りたく、何度か通いました。
海岸近くにはボラの群れがいるにもかかわらず、ミサゴが捕える獲物は遠い沖のダツばかり・・・
ダツの狩りは水面を掠めるように捕えるばかりで、ミサゴ本来の豪快な飛び込みはありません。
またそろそろ、本格的な冬の到来とともにミサゴの季節でもあるので、今シーズンもダーウィンポーズの撮影に期待です。

PENTAX K-3  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)

昨年は3年ぶりにハヤブサのヒナが生まれ、育っていきましたが、今年は残念ながら子育てに失敗!
この写真はオスがムクドリを捕えて狩りから帰還。メスに獲物を渡して飛び立つ瞬間を捉えたものです。

PENTAX K-5ⅡS  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)

今年は4羽のツミのヒナが巣立って行きました。
これは親からもらった餌を食べる幼鳥ですが、割と近い距離で撮影できた1枚です。
8月に入って「さすがに、もういないだろう!」と何気なく立ち寄ってみると、幼鳥がまだ1羽だけ残っていて、CMはもちろん誰もいない公園で考えられないような近さで写真を撮らせてくれたことが妙に印象に残っています。

PENTAX K-5ⅡS  smc PENTAX-DA★300 F4 ED SDM+1.4テレコン 420mm(35mm換算630mm)

まだ残る紅葉をバックに飛翔するクマタカの幼鳥です。
オオタカ、ノスリ、ハヤブサ・・・他、多くのタカ類は都市部の公園や平地でもよく見られますが、クマタカは山間部の猛禽で下界へ降りてくることはありません。
こんな少々ハードルの高いクマタカも、決して遠征することなく少しばかり足をのばすだけで撮ることができるのは、ありがたいものです。

PENTAX K-3  BORG90FL+Canon 250D+1.7AF 約660mm(35mm換算990mm)

夏の鳥枯れの頃、こちらの勝手な都合で通うカワセミの池。
大きなオイカワを捕えて・・・なかなかピントが合わせにくい正面姿を上手く捉えることができました。

PENTAX K-5ⅡS  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)

チョウゲンボウの里(仮称)で撮ったジョウビタキ(オス)。
スッキリと梅の枝とまりの構図です。

PENTAX K-3  BORG90FL+1.7AF 約850mm(35mm換算1275mm)

冬鳥の中でも好きな鳥のひとつ・・・ルリビタキ(オス)。
やはり、この鳥を撮らないと冬が始まらない・・・冬が終わらない!!

PENTAX K-5ⅡS  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)

普段は写欲の湧かないヒヨドリも、河津桜をバックに・・・花をついばむ姿はなかなかどうして画になるものです。

PENTAX K-5ⅡS  BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)


番外編・・・

上記のオオタカと同じ時に写したものですが・・・
奥の木から飛び出してこちらに向かってくるオオタカ幼鳥。
100メートル以上の遠い距離、正面姿の薄っぺらな姿勢、こちらへまっしぐらに直進・・・ピントの合わせにくい状況ですが、うまく撮影できた1枚。
めいっぱいの鬼トリです。

PENTAX K-3  BORG90FL+Canon 250D+1.7AF 約660mm(35mm換算990mm)

今年もあとわずか・・・
もう1回くらい鳥撮りに行けるかもしれませんが、これ以上の写真が撮れたら・・・来年度版に掲載します。
「鳥撮り物語」も年内、まだ撮り納めではありませんぞ!!
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