阪神淡路大震災でGRA事務所が全壊の被害を受けた1995年、それでも予定通りにイベント開催を断行したのですが、何故か、1月と3月のイベント記録映像はダメージを受けています。きっと、事務局と代表にとっては波乱の日々の影響を受けていたと推測されます。
http://gra-npo.org/document/record/1995/19950305.html
前年までに開催企画を進めていた、全国各地で主体的な活動を行なっていた人達の協力を得て、各地を転戦してポイント獲得を目指す『ジムカーナグランプリ』を始めとして、車両セッティングを実際に走りながら確かめる『セッティング講座』、ホンダ社とのタイアップで開催した『HARTカップ入門ジムカーナ』など、今から思い返しても GRA活動の大きな転機となった年でした。
運営システムは、イベント当日の業務は参加者全員で分担して行なうシステムを採用して定着していましたが、肝心なイベント開催に関わる様々な業務は事務局に大きな負担となりました。ただ、1995年以降も、従来からのレッスンや練習会、セッティング講習に加え、全国転戦シリーズ戦などを随時加えてイベント開催数は増え続け、一方では熱心なイベント参加者と事務局労務を担当する者との意識の乖離が大きく進む原因となり、それが 2000年末に発表した改革・【脱皮計画】へと新たなステップを踏む決断の要因となったのです。
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