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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 4月22日現在 )

2022-04-24 01:22:35 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、沖縄県を筆頭に佐賀県、宮崎県、福岡県などでの感染拡大が高まっていて、「西高東低」の傾向が強まっています。また、北の北海道でも感染拡大の兆候が始まっており、この傾向が続いたまま大型連休に入るので、人々の移動は確実に大きくなり、全国へと感染の “波” は広がっていく事が容易に予想されます。

 

『 都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

「人口あたりの新規感染者数」を見れば、【感染密度】の表が示す通り、沖縄県から佐賀県、宮崎県を始めとする九州各県での感染の高まりと、北海道での感染拡大の懸念がはっきりと表れています。また、最も注視すべき死亡の傾向は、「人口あたりの死亡者数 」を見る限り、近畿地方全般で高い死亡者割合が続いていて、過去一か月ほど続いていた大阪府での重症者数の大幅な減少が止まっている事からも、大阪府などの医療現場は新しい局面に入っていると思われます。

 

 

『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになります。


本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。そして、多くの都道府県での【週間致死率】は 0.2% を超えており、インフルエンザの致死率( 0.006~0.018% )を大きく上回っています。
ただし、先週一週間では、最大値を記録した 奈良県の 0.35% は、先々週まで 他府県で記録していた数値の半分以下と低く、日本全体では落ち着きつつあると言えます。

 

 

出典 : 厚生労働省

#COVID19
#オミクロン株


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全日本 新型コロナウイルス 感染者数と治療者数の推移、一週間毎の変化傾向 (2022年4月22日現在)

2022-04-24 00:47:37 | COVID-19 国内状況

『 新規感染者数と治療者数 』

日本のメディアは、新型コロナウイルス報道への関心を絶やさない為か、一日毎に増加、減少と、一喜一憂の偏った報道を繰り返しています。現在の日本の実態は、年初からの “オミクロン株” による記録的な感染拡大のピークは過ぎていますが、減少も増加もせず「中留まり」の状態が続き、2021年夏の ピーク値の 約2倍もの新規感染者が続いています。

この状態が続いたまま、人々の移動が活発になる 連休のシーズンに入ると、当然ですが感染者の人数や治療者、死亡者の人数も一気に増加する事は容易に推測できます。
行政もメディアも、単に「危ないです」「気をつけてください」の連呼をするのではなく、いつでも詳細で分かりやすい情報を作成して掲示、発信に努めるべきで、それが デジタル社会へ牽引を謳っている行政の責任です。

 

『 重傷者数 と 死亡者数 』

新規感染者数の「中留まり」の傾向と同様に、「死亡者数」も減少傾向が減速して「中留まり」の様相になる事が危惧されます。


現在、比較的低く抑えられている “致死率” ですが、今後、新規感染者数の急増に見舞われたなら、亡くなる方が増える事は間違いありません。行政任せの感染防止に頼る事なく、私達は一人ひとりの自覚で、自ら感染せず他者へ感染を広げない意識と行動が求められるでしょう。

 


出典 : 厚生労働省

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天候不良の為、4/24『 クリニック 』開催中止の案内です

2022-04-23 17:07:13 | GRA活動の案内


早速ですが、明日(4/24)開催予定の『 オートバイとライダーのための “クリニック” 』が中止になった事をお報せします。

いつも、『 クリニック 』の受診や 結果報告などを楽しみして下さっている方にとっては申し訳ありませんが、明日(4/24)、会場付近での降雨予報が高い為に、大変に残念ですが 中止とした次第です。

https://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_top.htm


来月以降も『 クリニック 』の開催を予定していますし、公式Webサイトの【オートバイの基本講座】を通じて、オートバイの整備やセッティング、ライディングに関する情報を発信していきますので、今後共に ご期待ください。



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コラム記事・『 その見方、考え直しませんか?』、執筆中です

2022-04-23 14:26:06 | Webサイト 作成日記

『 前を見て!』

人には「前を見る時は、顔を上げるべきだ!」という固定観念があります。そして、日本では見た目で判断されやすいのか、顔をあげていないと良くない印象があるのか、授業中に注意されたりします。 そして、オートバイの運転でも、特に安全運転講習と銘打った会場では、受講者の顔の向きをチェックして、インストラクターの「前を見て!」という声がよく響いています。しかし、これは危険な事だと僕は考えているのです。


そう考えている理由は二つあります。 一つは「顔を上げると、視野が狭くなるから」、二つ目は「バランスが崩れるから」です。

 

『 水平視野を広く 』

オートバイの運転で大切な視野は「水平視野」だと思います。道路の上を走り続ける限り、対向車や自転車・歩行者も道路の上を移動している限り、一番大切なのは道路上を見回す「水平視野」です。そして、顔を上げている状態が一番「水平視野」が広いとは限らないのです。


個人差はありますが、頭を少し前傾させている状態こそが、左右の視野が広がるので、60 ㎞/h 以下の一般道では安全だと思うのです。

 


『 バランスが大切 』

バランスと言っても、他人が見た時のバランスではありません。 オートバイを運転中は、頭を無暗に振って左右を確認すると、大切なバランスを崩して進路を乱しやすいという事。これは、ライダーなら殆どの人は体験済みでしょう。

ただ、インストラクターや採点教官が居る会場では、とてもバランスを崩しやすい 低速走行時や、タイヤへの荷重が抜けやすい旋回中に限って、頭を振って顔を向ける事が求める “悪習” があるのです。



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以上の様な内容でコラム記事をまとめる予定ですから、もっとオートバイを上手に安全に乗りたい人はご期待ください。 なお、このコラム記事は、【オートバイの基本講座】の  “体” カテゴリー  で最初の記事になる予定です。 ようやく、このカテゴリー記事も始められそうです。  

 

 


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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年4月20日現在)

2022-04-22 17:53:15 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of April 20, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体の新規感染者数は減少を続け、2021年、“デルタ株” による新規感染者数のピーク値にやっと戻りました。また、世界全体の感染死亡者数は新規感染者数以上に順調に減少を続け、世界の主要国は感染防止の為の各種規制策の緩和や廃止を発表しています。


国民の不満解消や経済の回復、政権の維持を考えれば、この規制緩和の動きは止められないと思われますが、同じ様に規制廃止へと進めたとしても、今後、各国が受ける “被害” のレベルは大きく違う事も注視する必要があります。ここで言う “被害” とは、亡くなる人々と国全体に占める割合を指します。つまり、国民が国の財産であり資源であり続ける限り、人口に占める感染死亡者の人数の割合を低く抑える必要があります。その人口あたりの死者数【死亡密度】の推移を見ると、同じウイルスによる被害とは思えない程に、各国によって “被害” のレベルが大きく異なる事が、一目瞭然、はっきりと理解できます。

現在、世界で最も深刻な被害を受け続けている国はギリシャです。主要各国のメディアは殆ど採り上げていませんが、その状況を日本に例えると毎日 600人を超える人々が亡くなり続けている事になる程、数種類の治療薬が流通している事を考慮すれば、大変に深刻な状況に陥っていると推察されます。

ギリシャと同様な状況は、スロバキアやマルタ、そして韓国でも続いています。特に韓国では、大変に深刻な人数の新規感染者数と死亡者数が記録され続けている中、早々に規制緩和や廃止が発表されており、2020年の米国大統領選時に深刻な被害があった様に、大統領選のあおりを感染対策の政策が受け続けている結果の様に思われます。

また、政策の影響という意味ではニュージーランドも同様な状況です。世界で最も厳しいと思われる水際対策を2年間続け、世界で最も感染と感染死亡を防いだ国でしたが、2022年2月、年末にかけて 5段階での規制緩和を発表したにも関わらず、長期間に亘った国民の不満や他国の規制廃止政策の影響を避け切れず、朝令暮改、2月末に政策変更を発表して、段階的規制緩和期間を大幅に短縮した結果、他国では見られない程に急激な感染拡大を防げず、【死亡密度】でも世界で最も深刻な国の一つになっています。韓国と同様に、今後の行方が心配されます。

 

『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』





『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

 


なお、情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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