横浜市立日枝小学校校歌
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日枝小学校は、ぼくの母校。
我が家のすぐ裏手にあり、走れば30秒もかからないところにありました。
創立は明治44年という伝統ある学校です。
この学校の校歌がとても素晴らしいのですが、小学生には難しい。
特に、1番の「暁暗」(暁闇とも書く)は、「ぎょあん」と読むのですが
卒業してからも、どういう言葉かまったく分かりませんでした。
それがある日、そうか! と分かったときは、びっくりしました。
1番は、いかにもハイカラな港町の光景が歌われてて、今でもときどき口をついて出ます。
こんなエッセイを書いたこともあります。
卒業して、50年以上も経つのだから校歌も変わっているだろうなあと思って
日枝小学校のホームページを見たら、まだ変わっていませんでした。
感激して、校歌を書いてみました。
バックの写真は、ぼくが撮った昔の校舎の写真です。
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参考までに、校歌の全文を掲載しておきます。
作詞・作曲が分からないのが残念です。
1
暁暗今し 明かるめば
港都の空に 星消えて
白鴎飛ぶ 朝じほを
静かに渡る 丘の鐘
あゝわれら日枝の生徒
保たなむ まことの平和
2
七つの洋の 濤越えて
ここに集へる 船の数
世界を結ぶ 横浜に
文化花咲き 日は高し
あゝわれら日枝の生徒
くみとらむ つきせぬ知識
3
常盤のみどり 山王の
森のかなたに 夕富士は
太古のかげを さながらに
流転の世々に 不壊の法
あゝわれら日枝の生徒
身にうけむ 久遠の真理