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王羲之と円空

2013-02-14 16:58:54 | 美術

上野の東京国立博物館で開催中の

「特別展 書聖 王羲之」と「特別展 飛騨の円空」を見にいってきました。

王羲之のほうは、こんな感じなのでガラガラなのかなあと思ったら

中は結構混雑していました。

ものすごく充実した展覧会でした。

 

円空のほうは、会場は同じ東京国立博物館の本館の一部屋です。

規模は小さいですが、いやあ、円空仏はすばらしい!

こんなに笑っている仏様というのは、他にはないですね。

 

 

腰痛が心配でしたが、

先日、ニッポン放送のラジオリビングで衝動買いしてしまった

コツコツ先生の腰痛ベルトとかいうのを装着していったら何とかもちました。


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デカルコマニー

2013-01-13 08:03:45 | 美術

もう20年以上も前に、ちょっとデカルコマニーに凝った時期がありました。

滝口修造が作ったものを写真などで見て、どうやったらこんなふうにできるのだろうと

長いこと不思議でしたが、あるとき、ふとした雑誌の記事でヒントを得てやってみたら、ものすごく簡単で、びっくりしました。

これほど、簡単で、何か「芸術的な感じのする」ものができる技法はそうはないでしょう。

手順をお教えします。


1 まず、つるつるの紙(アート紙・あるいはカレンダーの裏を使ってもよい)を用意。大きさは自由。

 

2 その紙を半分に切って、2枚にします。

 

3 片方の紙に、ポスターカラー(アクリル絵の具でもよい。色は自由。)を筆につけて、グチャグチャと描く。

形を描くのではなく、絵の具を置くという感じ。絵の具を塗る量に変化をつけることが大事です。

決して、模様を描くのではありません。仕上がりはまったくの偶然の産物です。

またこの絵の具の濃さで模様が違ってきます。水で薄めたり、塗り方の濃いところと薄いところを作るなど試してみてください。

 

4 もう1枚の紙(白紙)を上から重ねて、適当に圧力をかける。均等にではなく、適当に、が大事。

時間的には、ほんの数秒。あまり時間をかけないほうがよいようです。

 

5 重なった2枚の紙をゆっくりとはがす。

このはがす速度、はがす方向などで模様が違ってきます。

はがすときに、途中でちょっと止めてみたり、紙を少しずらしてみたりするなど、いろいろ試してみてください。

 

6 乾かして出来上がり。ただし、いくら乾かしても、絵の具は紙にしっかりと定着しないので、

作品の表面には触らないこと。さわると、すぐに傷がついてしまいます。

以上です。ひまをもてあましている方は、一度お試しください。

私の作品を紹介します。20年以上も前のものです。

出来上がった作品を、トリミングしています。トリミングの仕方によって、イメージが変わってきます。

色はほとんどが黒一色ですが、青を少し混ぜているものもあります。

何枚作っても、それぞれに独特なものになるので、ほんとうに不思議で、やみつきになりますが

やっぱり、努力がいらないので、飽きますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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