きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「カステル・ミラージュ/ダンシング・スピリット!(2回目)」(宝塚宙組)

2002年03月21日 | 宝塚(宙組)
 2度目です。体調万全で臨みました。でもやっぱり、たかこさんはあっさり。良い人。「暗黒街の天使」ではなく「天使」だったわ。汚いことを、汚いとわかってやってきた人にしか見えないんだよね~。その手で、とは言わないけど、彼の命令で人は死んでいるはず。そういう役のはず。でもそれは見えないなあ。かといって、なにか大きな夢のための手段というわけではなく。カステル奥でエヴァ・マリーと再会したとき、「しっ」って言って出てくるけど、それがイマイチ。え~、悪いというよりは私の思う男役の型じゃないのかな。休憩のトイレに並んでいるとき、そこが格好良かった!って言ってる人がいるから、私じゃない人の心を掴んでいるってことよね。ま、いいか。スーツ物見れたし。
 ショーはノリノリ系ね。途切れがないけど、う~ん、ひたすら同じテンションで続いていくカンジでメリハリがないような気が・・・。専科3人が黒タキで交互に出てくるところは好き。でも炎はあまり好きじゃないかも。びっくりはタキちゃんだ。歌の人のはずなのに、次期組長のはずなのに、宝石の場面?でダルマに腰ヒモヒラヒラのドレス&編みタイツで踊っている。悪いとは言わないけど、むむ、ここは若いお嬢さんで見たいよね。

 とにかく可もなく不可もなく。たかこちゃんが舞台の真ん中に立っていて、ハナちゃんがコスプレしてくれればOKな組なのね。私の好み的には。

 そうそう。本日は限りなくヅカ初心者(男性)の方がWOWOWの抽選に申し込んでチケットを当て、それでお誘いいただいた公演でした。小池さんのスーツ物は、話としてはおもしろいけど宝塚としては少々暗いのでは?って感想でした。ショーはオープニングのたかこさんの肩につけた黒い羽が笑いのツボだったようだ。ロケットは、それ自体より、ミズが1曲歌っただけで衣装を換えて出てきたことに感心していたようだったわ。

 で、あっこちゃん、慶ちゃん、さようなら(涙)慶ちゃんは花組時代から一応知っていたし。最近ではハッチさんの若い版な顔が好きだった。あっこちゃんはなんといってもヴィンデッシュだよね。東宝版を見ても「少なくともヴィンデッシュは勝った!」と思ったもん。うたかたのエリザベートも良かったなあ。踊りもうまかったし。いなくなると、ちょっと寂しいわ。
コメント
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