きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「第7回YEBISU亭」花緑/たい平/喬太郎

2002年07月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 トップはたい平くんの「千両みかん」。古典です。若旦那が夏の盛りにみかんが食べたい(みかんは冬の食べ物です。念のため。)と言って番頭さんが江戸中を探し回る話。強烈なオチを期待するとアレですが、まあ、よかったのでは。最後にもう少々悲哀が出るとよかったかも。頑張って古典に取り組んでいる姿勢が伺えます。

 2番手花緑。マクラは小さん師匠の思い出。スターウォーズ・エピソード2の試写会に行った話 → マスター・ヨーダが小さん師匠に似ている。「今回はヨーダも戦うんですよ。『フォースを使え』とか言って。そういえば俺もスパゲッティを箸で食っていると師匠に言われました。『フォークを使え』」。私が書くとおもしろくないですね。すいません。その他たぬきが好きだった、などと繋いでいくので、こりゃ小さん師匠が得意だった噺でもするんかい?と思ったら、なんと
昇太師匠の
「愛犬チャッピー」!

あひゃ~(笑)やるんかい!はっはっは(大笑)で、ございました。足を無理矢理上げさせられて「小林十市じゃないんだから」などと小ネタを入れたり。おもしろかったす。

 中入り前はまたもやラジオのDJ風。今回はそんなにすべっていなかった。会場からの質問(柳家と林家はどっちがエライんですか?とか)に軽妙に答えていました。

 トリはキョンキョン(笑)の「すみれ荘201号室」。あのCD化もされた名作でございます。ただ今回はいつもの会場より客が上品と見受けられたのか「東京ホテトル音頭」のノリが今ひとつでした。ちょっとテンションがあがりきらなかったかな。私の前に座っていた女性は落研のようで「身につまされる」と言っていました。

 落語は結局半年ぶり。もう少し行きたいなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする