きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「幸せへのキセキ」

2012年06月17日 | 映画
妻を亡くした男が、心機一転引っ越した家は
閉鎖された動物園付きだった。
廃園ではなく、存続を決意した男は
残った数少ないスタッフと共に
再開園を目指す。


ネタとしては予告以上は無いし、
かなりご都合主義的な場面もあるけど、
それでも随所で泣かされちゃった。

最愛の伴侶を失って
哀しみに浸りたいけど
子供のフォローもしなければならない。
お父さんって大変だ!
息子はムカツクときもあるけど
反抗期に加えて、
悲しみの排出の仕方がわからないんだから
ああいうふうにもなるだろうな。

具体的な話が殆ど無いのに
妻(母)の存在が大きかった。
どれほどみな彼女を愛していたかがわかった。
家族での風景が美しかった。

20秒の勇気とか、ところどころで出てくる台詞が
オチに使われるとは思わなかった。
上手いわ!!


マット・ディモンは悩める、
しかし前進する「お父さん」が似合っていた。
でも、恋バナはいらないと思う。
上司でいいじゃんか。
スカヨハを出演させたからには
あの場面は入れざるを得ないんだろうけどさ。

色気を振りまかないスカヨハは良かったよ。
彼女じゃなくてもいい役だと思うけど、
興行的な部分での保険なのかしら?

女の子達がとても可愛かった。
とくに娘の方が。
息子の方は、たぶんこんなキラキラなのは
この時だけなんだろうなあ。。。

動物たちも綺麗に撮れていたよ。
悪人がいなくて、心温まる話だった。
アニキがいいアクセントだったわ!
コメント
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