きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)」(宝塚月組)@大劇場

2017年01月08日 | 宝塚(月組)
日帰りでマチソワしてきました。


主要キャスト以外はモブ。
舞台が暗いのでモブの芝居はわかり辛い。
ちゃぴは頑張っているけど、
たまきち男爵と同世代にしか見えず
人生が終わりかけたバレリーナの再燃には全く見えなかったのが残念。

たまきちも品はあるけど
演技面での野太さに欠ける。

グランドホテル形式といえども
舞台芝居の核の部分が弱く、
全体的に散漫な印象。
たまきちが慣れてきて
芝居をグイグイ引っ張れるようになったら変わるかな?

ちゃぴを活かすには、
また最近のBW版なら男爵メインなんだろうけど、
宝塚はオットー主役の方がしっくりきそう。

みやちゃんオットーは歌の高音部がキツそうだけど、
「死」が身近な男を好演。

わかばちゃんは脚が美しい。
少し頭が残念な金髪美人。
女の子らしい野心を持ち生命力に溢れている。
ストッキングを脱ぐのがエロい!
社長に求められて踊る時の無表情さがイイ!
ウハウハ!

昨年の外部グラホは二幕で、
宝塚はどこを削ったんだろうと思ったら
プライジング社長パートだったよ。
「社長にも色々あるのよー!」の色々がバッサリ無かった。
寂しい。
でも、みつるのエロ社長は嬉しい!
みつるエロいよみつる!大好きだよ!
吉原プライジングよりエロかったよ!

あーさエリックは芝居も存在感も弱い。
死が覆う世界を、
彼の息子の誕生で生に変換させる役割が、果たせていない。

ありラファエラは台詞が舌ったらずで、
エリザベッタへの愛も崇拝も執着も見えない演技。
全てが足りない。
歌は良くなったけど。
逆キャストの方がしっくりきそう?

運転手兼取り立て屋のとしちゃんが良かったな。
適度な品性の無さがヤクザだった。

ひげのまゆぽん似合いすぎ。

ぎりちゃんは労働者の時は見つけやすかった。
ジミーズはそれほど活躍せず。
踊るだけのゆりや&すーのカップルは
退廃的なゴージャスさで時代と世界を表していた。
スミスのベルボーイはわからなかった。難しい。

音楽なしの踊りの足音が揃っているとか、
総踊り的なチャールストンが大迫力とか、
良い面もあるんだけどね。

宝塚版初演を観ていないのでなんとも言えないけど、
男爵が踊るボレロの相手の「死」が、
エリザベッタなのが不可解。
彼女との恋が死でもあるなら芝居部分から匂わせて欲しかった。

国際フォーラム版(リカちゃんがフラムシェン)と
昨年の2パターンを見たので
宝塚版グラホの期待が高くなりすぎちゃったんだろうな。
悪くはないけど、大感動でもない。


この芝居と対のショーなので、
稲葉ショーはTV放映よりずっと良く感じた。
衣装の色合いのわりには
華やかさやインパクトが弱すぎるけどねー。

馬は最初に回るだけか。
たまきちが乗って飛ぶんじゃないのか!

みつるとスミスがたくさん見れて良かったよ!

正直なところたまきちトップ羽より
みやちゃん2番手羽の方が感動した。
昨年のトークショーで見た泉里ちゃんのエトワールに感涙。

午後の貸切公演の司会は元星組の妃咲せあらちゃん。
しっとりとした着物姿。
終演後のミニインタビューに答えるたまきちに手慣れ感。

指揮は芝居、ショーとも上垣先生かな。

昼食はくすのきで、幕の内「すみれ」。
新春らしい華やかさ。
200円プラスして白御飯を蟹の炊き込み御飯へ!

トップ出身地ネタは、
ふろふき大根の味噌田楽がたまきち名古屋
鯖の塩焼きがちゃぴ福井 など。

入口の飾りもお正月らしい


劇場内販売のスイーツ2種と酒2種


ロビーのお花と、


モンパリ90周年記念の羽根飾り展示


貸切抽選でたまきちのサインが当たりました



おまけ。
阪急電鉄のラッピング

レオちゃーーん!!
コメント
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