幕が上る、それだけでも泣ける。
カレーの挨拶で泣く。
出演者が舞台にいるだけで泣く。
華ちゃんが紅緒すぎて
カレーが少尉そのもので、泣く。
一幕はエピソードを切り捨てながらもほぼ原作に沿って、
紅緒さんの白い喪服まで。
二幕はあちこち改変して完結。
原作ファンとしては「そういじるか、ムム」と思わなくもないけど、
半端に終わるよりはいいかな。
役者の登場場面数に偏りはあるけど、
役柄はみなぴったり。
「私たちが殿方に選ばれるのではなく
私たちが殿方を選ぶのです。」
この言葉が最初と最後に出るのは原作通り。
自分の道を自分の足で歩んだ少女たちの強さにやっぱり泣く。
原作を読んだときは「ふむふむ」だったけど、
大人になったら、あの時代の女性には
それはとても難しいことなのがわかる。
それでも理想に向かう彼女たちの姿は感動しかない。
主演コンビは芝居も雰囲気もすごく合っていて、
この二人なら困難があっても、
話がすごく端折られていても、
最後に結ばれるのがすごく納得。
デュエダンは結婚式のようで、原作の続きのようだった。
冬星さんはもう少し描き込んで欲しかったけど、仕方がないかあ。
鬼島さんの小倉ネタは嬉しかった。
編集部の標語は固定?
原作みたいに変わったりする?
今日は「つっぱるな しょせんあなたは三級品」でした。
1階に少し立ち見が出ていた。
入場者数が半分でも1席おきの着席なので、
1階席の見た目はそんなに寂しくない。
2階は見てないからわからない。
「多数ご用意しております」の回の
ブロック単位で空席があるときよりは
埋まっている見た目。
ロケットやパレードを含め拍手も大きかった!
24日、前乗りの阪急電車内の宙吊り広告。
25日13時公演へ。
帰ったぜ!
外の大看板
土産物屋のディスプレイ
やっぱり、大劇場は心の故郷だ!