きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「北斎づくし」

2021年08月05日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
「北斎漫画」、「冨嶽三十六景」、「富嶽百景」が一堂に会する。
考えた人、天才。
圧倒的な空間でした。



一生分の北斎を見た気がする。

「北斎漫画」など、冊子体エリアは撮影可。
どこを撮影してSNSに上げるか、
好みが反映されるんだろうなあ。
私はこの辺を。












人気がありすぎて、たくさん刷ったため、
版木が摩耗して線が甘くなったとか、
初摺(初版)、後摺(重版)の違いとも面白かった。







冨嶽の版画は360度の展示。
とにかく、すごい。
行ける人は行ってね。
難しいとは思うけど。
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OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり STARt」

2021年08月05日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




楊さんトップお披露目東京公演は洋物ショー2本立て。
両方とも平澤先生作。
前半はスーツ、コミカルな芝居仕立て、白い団体など、
スタイリッシュでスピーディ。
後半は燕尾服&ドレスでジャズナンバーな正統派レビュー。
どちらとも楊さんの魅力たっぷり。

どちらも一場面にたくさんの人が出ていて、
コーラスの厚みがすごかった。
ダンスは誰もがシャープ。

予備知識無しで行ったら桐生さんが出て驚いた。
神々しかった。
楊さんへの引き継ぎ的な場面もありました。

わりと番手が上の男役さんが深みのある低音の歌声で、
すごく魅力的だった。

舞美さんの脚に見惚れる。
(大好き!)

ロケットは後半で。
初舞台生も入っているとのこと。
キラキラの笑顔でした!

楊さん、カテコ挨拶で。
話すことが苦手なので、
取材記事で良いことが書いてあったら
それは記者さんのおかげ。
それと同じように、
舞台も自分だけでなく、
出演者、スタッフの力で魅力的になる。
みたいなお話でした。

今回は頑張って1階席。
舞台と地続きな空間は楽しいね。

(洋物ショーなので花道は使用せず)


カレーガチャは最下級生を引いたようだ。





可愛子ちゃんだ!
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「アイヌの装いとハレの日の着物」@松濤美術館

2021年08月05日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


日本からなどの交易で得た布を縫いつけ模様とする。
それだけ、布が貴重だったんだろうな。
日本も南蛮渡来の布切れを
茶道具の棗を入れる袋にしていたな。
美しい布を手にしたときの布クラスタの狂喜を想像する。

樹皮を撚って糸にし布を織る。
北海道アイヌの服が茶色く、樺太アイヌが白いのは
材料となる木の違いらしい。
そういう環境の中でも装飾はある。
魔除け、祈りが込められているにしても、
飾らずにはいられない、
より美しく、は、
文化を持った人間の、
ある種の欲なんだろうな。

あくまでも素人考えなんですが、
展示されているのは外のガワかと思います。
中にどんなものを着ているかはわかりませんが、
展示資料を見たかんじは中華文化(大陸)の外縁部なかんじ。
大和文化の北上ではないね。
交易用の松前藩陣羽織とスタイルが全然違う。
その辺も面白い。

それにしても、交易!
ここまで文化に根差すとは!
美しい玉はなにとどれくらいで交換したんだろか。

刺繍、紋様の復元複製の映像も面白かった。
こまかい作業、ながらも、製作者の自由さもある。
当時のアイヌの人もあんなかんじで、
様式美と自由さをないまぜで作っていたんだろうな、と思った。
私なら、、、
 あ、失敗しちゃった、と、少し布を捨てたら、
 結果的に微妙に足りなくなり、
 とても見栄えが悪い仕上がりのものしか作れないだろうな。
と、想像し、少し胃がキリキリ。
それ以前に針仕事はできないけどね!
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