― 第一部 ―
〈Choreographic Project 2021〉
「zero」 振付:岡崎隼也
出演:政本絵美、加藤くるみ、中沢恵理子、工 桃子、安西くるみ、
中島映理子、相澤 圭、富田翔子、池本祥真、鳥海 創
岡崎さんの新作はやっぱり動きが面白く、
観ていてワクワクする。
3回ぐらいかな、カラー?テイスト?が変わるので
見ていて飽きない。楽しい。
「ピアノ レッスン」 振付:木村和夫
出演:柄本 弾、平木菜子
木村さんの作品は再演とのことだけど、
観たことないような。
ピアノの音にだけ心を開くピアニストと、、、。
平木さんがエモーショナルで素晴らしい存在感。
ソリスト並みの雄弁な踊りでした。
木村さんは最初は振り付けは苦手とおっしゃっていたけど、
古典のパをしっかりいれた作品は
このシリーズには必要だと思うのでぜひ続けて欲しい。
「炎」 振付:ブラウリオ・アルバレス
出演:ブラウリオ・アルバレス、生方隆之介、大塚 卓、玉川貴博
アルバレスさんの新作は「炎」、
様々な形の炎。
岡崎さんの作品に比べると、
どこを意図しているかが明確。
なるほど。
ただ、外の方が暑い季節だからなあ。
動きは面白いけど、
炎の熱さはいまいち感じられなかった。
― 第二部 ―
「パキータ」より
プリンシパル: 涌田美紀- 宮川新大
第1ヴァリエーション: 中島映理子
第2ヴァリエーション: 伝田陽美
第3ヴァリエーション:榊優美枝
ソリスト:
中沢恵理子 - 鈴木理央、上田実歩 - 長谷川琴音
榊優美枝 - 髙浦由美子
ポロネーズ・マズルカ:東京バレエ学校 新アカデミークラス生徒
代役の涌田さんは真ん中ババーンの迫力に欠け
大きめスカートのチュチュは似合わないけど、
最後の回転はエネルギッシュだった。
宮川さんは品があり卒がないけど、
ペアとしてはイマイチ。
ソリストは伝田さんが頭ひとつ抜け。
榊さんもすごく良かった。
あざとく見せる部分が
余裕をもったあざとさだった。
笑顔もチャーミング!
バレエ学校パートは序盤。
チュチュじゃないから、
演目なんだっけって思っちゃった。
生徒の親へのサービスパートでした。
最近の東文では「ブラボーなどの発声はご遠慮ください」ってアナウンスが入っても
頑なにブラボーを連呼するおじさん(声はおじいさん寄りのイメージ、毎回同じ人のような)がいるけど、
今日はそれに加えて、おばさん声のブラボーが。
勘弁して欲しいなあ。
【上演時間】
第一部 19:00~19:30
休憩 15分
第二部 19:45~20:15