ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

続・若者向けにワークショップ!?~村ツーリズム開発に向けて in Lombok

2017年03月29日 | ★2016年度(ロンボク)

3月中旬に、中部ロンボクのランタン村で若者向けにワークショップを行いました。

今回は、ワークショップの前に「村ツーリズムとごみ銀行発展のためのイベント」が開かれました。

イベントには行政側の重要な人物が招かれ、スピーチを行いました。

ランタン村は、今年度村ツーリズム開発を行ったタナ・ベア村のお隣の村。

実は、協働相手のトニーさんの英語学校がランタン村に今年引っ越しをする関係で、ゆいツールの村ツーリズム開発もランタン村にお引越し。

会場となったのは、トニーさんの学校(作り途中)です。近くの村の手作り工芸品の展示も並びました。

奥では女性たちが振舞い用にお菓子づくりに励んでいます。

イベントが終了すると、会場はこの有様。(インドネシアの常識)

まずはごみの片付け。(トニーさんの息子もお手伝い)

昼食休憩後に、ワークショップを開催しました。村の若者がずらり。

実は、このワークショップは場所や参加者を変えて今回で3回目です。

1回目の様子。(2016年9月)

2回目の様子。(2016年12月)

そのため、前回までの共有にだいぶ時間が割かれます。

若者たちも、朝からのイベントで情報過多になっています。

今回のワークショップでは、

●1回目、2回目のワークショップの共有

●12月のタナ・ベア村でのエコツアーの様子の共有

●今年のエコツアー開催に向けての村でのスケジュールづくり

●ごみについて考えるプログラム体験

●村のごみ問題解決に向けて意見交換

を行う予定でした。が、時間の関係で「スケジュールづくり」までで終了となりました。

各グループごとに、3泊3日のスケジュールを考えています。

12月には、日本の学生はどんなことに喜んだのか、ランタン村ではどんなアクティビティを用意すればいいか。

情報提供、意見交換しながら書き込んでいきます。

やはり、インプット(話を聞いているだけ)よりアウトプット(自分で考えて作業)のほうが楽しいですね。

話し合いの後は、各グループの成果の発表です。

前に出る人は、それぞれの集落のリーダーなのか凛々しいですね。

出てきたアクティビティの例

「お客さんと村を散歩する」「トレッキングに誘う」「伝統衣装を着てもらう」「村の遊びを一緒にする」「村の食べものを食べてもらう」「ササック族の伝統の家を紹介する」「村にあるいろいろな植物を紹介する」「ランタン村の歴史を紹介する」…

↓ ワークショップでの各グループの成果。

今回はここまでで終わってしまいましたが、次回(7月頃)もう一度有志を集めて具体的なスケジュール作りや、ごみ問題についての解決策を話し合おうと考えています。(ランタン村には、トニーさんが呼びかけて「ツアー担当グループ」のようなものも立ち上がっています。)

ランタン村はタナ・ベア村に比べてより田舎で、若者たちもより素朴な感じがしました。

別の日に村の様子を見学したのですが、村の伝統や暮らし方などに誇りを持っている若者と出会い、この村で村ツーリズムを発展させていく可能性を感じました。来年度は、ランタン村の若者たちと一緒に村ツーリズムを発展させながら、村のごみ問題の解決を目指していきたいと思います。

↓ ランタン村の、昔ながらの方法で建てられた食糧備蓄倉庫。(屋根だけは現代風ですが)

(山)

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ロンボク島の魅力~森と海と山と~ in Lombok

2017年03月21日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今日は、新たに訪れたロンボク島各所の観光地について、ご紹介します。

こちらは、中部ロンボクと東ロンボクの境界の村「アイッ・ブアル」にある貯水池です。(Ini Desa Aik Bual)

リンジャニ山の麓に近いため水が豊富です。

1年に1回、この貯水池で魚とりイベントが開催されます。

そして、となりの林の中ではこんな絵が展示されていて・・・。

絵描きさんが、天然素材で絵を描いてくれるパフォーマンスが。(飾ってある絵は、市販の絵の具を使って描いたもの)

どんな素材を使っているのでしょう。

いろんな葉っぱの茎の部分などをすりつぶして色を作ります。

刷毛まで天然素材。

お次は、東ロンボク。真っ白い木肌の巨木がそびえています。

海ではシュノーケリングが楽しめます。ギリ・ビダリとギリ・コンドという島に、漁師さんの舟で行きました。

Kita bisa main snorkeling di Gili Bidari, Gili Komdo, Lombok Timur.

海の中はサンゴがいっぱい。足をつくとサンゴを踏みつぶしそうで怖いほど。

となりの島は、マングローブ林でした。

ぐるっと後ろへまわったら、こんな景色に出会えました。

木の下でピクニック、草原でキャンプ。楽しいことが頭をよぎりました。

ローカルのお客さんが訪れないところなのか、ごみひとつ落ちていませんでした。

最後は、スンバルンという高地です。

州都マタラムからスンバルンに向かう途中の山のてっぺんにいたおさるさん。

スンバルンは、リンジャニ山の登山口でもあります。

Ini pintu masuk gunung Rinjani yang berada di Sembalung、Lombok Timur.

残念ながら曇っていて、まったく山が望めませんが。

下は、案内看板。国立公園内で、木の枝などを燃やしてキャンプをしてはいけない、と書いてあります。

こちらは、スンバルンらしい風景です。(下に広がるのはイチゴ畑。シーズンにはイチゴ摘みが楽しめます)

ロンボク島はまだまだ素朴さが残る島で、観光地も十分なサービスが整っていないところがほとんどです。

その代り、人々の人の良さや開発されていない土地の魅力というものがあります。

ロンボク島を訪れた際は、ぜひ現地のガイドと一緒に、人々の暮らしに触れる旅をして欲しいなと思います。

(山)

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小学校でプログラム!? in Lombok

2017年03月15日 | ★2016年度(ロンボク)

先日、ウダヤナごみ銀行のティアさんと西ロンボクにあるグリーン・スクール(サンディック第一小学校)で、ごみについて考えるプログラムを実施しました。

Kemarin saya sama mbak Tia yang ketua bank sampah Udayana diajak sama staff JICA dari Jepang yang petugasnya Dinas Lingkungan Hidup Lombok Barat ke SDN1 Sandik yang berada di Lombok barat.

これは、西ロンボク環境局に配属されているJICA青年海外協力隊員からのお誘いで実現しました。

2週間くらい前に、隊員の方が子供たちにごみについていろいろと情報提供をした、次の段階でした。↑ 「この前勉強したことを覚えてる?」と問いかける青年海外協力隊員。

さて、いつもの写真を見せます。

ごみには2種類あるよね?オーガニックと非オーガニックごみ。の確認です。

さて、実際にごみのカードを配って分けるゲームをしてみます。

子どもたちは、前回学んだことを踏まえて、わいわい相談しながらカードを分けていきます。

ウダヤナごみ銀行のティアさんも先生の素質があると見えて、大勢の子供たち相手に苦も無くプログラムを実施していきます。

オーガニックごみは、いつか消えてなくなるからごみではないけど、では一方の非オーガニックごみがこのままどんどん増えていったら?

最終埋め立て地や海に漂うごみの写真を見せながら、子供たちに問いかけます。

次のゲームは、非オーガニックを「リサイクルできる(まだ使える)もの」と「リサイクルできない(もう使えない)もの」に分けます。

途中で、プラスチックごみを活用したクラフトの実物を見せながら、使い道があるんじゃないかと問いかけます。

さすがグリーン・スクールだけあって先生方の意識も高く、「ごみをポイ捨てしてはいけない」「使えるものはリサイクルする」(といっても、どこでどうやってリサイクルされているか子どもたちはわかりませんが)「ごみ銀行って素晴らしい」という声掛けをしていました。

プログラム終了後は、ティアさんが子供たちに囲まれて「どこにごみ銀行があるの?」「遊びに行ってもいい?」と質問攻めでした。

最後まで残った子供たちと記念撮影。(インドネシア人は写真が大好き)

インドネシアの学校はこんな感じ。

ちなみに、ゆいツールが2015年11月に行った別の小学校でのプログラムの様子はこちら

ロンボクでは、なかなか学校とごみ銀行がつながらないですが、もっともっとごみ銀行の数を増やして、子どもたちが当たり前にごみを分けて捨てるように、そしてできれば家からごみを持ってきて学校で分別して捨てるくらいのことができたらいいなと思っています。

ティアさんは、この活躍が評価されて今後も西ロンボク環境局に呼ばれてプログラムをする機会があるかもしれません。

ゆいツールとしても、ごみ銀行として教育に力を入れることは望むところで、ゆいツールではなく現地の人が精力的に活動することこそが目指すところです。

ただ、インドネシア人に言わせると現地の人がいくら言っても耳を傾けない人たちも、外国人(日本人)が来て話をすると耳を傾けるそうで、そういう効果を知っている環境局スタッフや学校の先生などは、外の力を借りて自分が目指すこと(学校や村をきれいにすること)を実現しようとしたたかです。

そんな意識の高い人と協力しながら、青年海外協力隊員やゆいツールはロンボクで活動を続けていきます。

(山)

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ごみ銀行で塗り絵コンテスト!? in Lombok

2017年03月11日 | ★2016年度(ロンボク)

Bank Sampah Udayana sudah membuat acara lomba mewarnai pada tanggal 11, Maret 2017.

本日、マタラム市にあるウダヤナごみ銀行で、幼稚園児向けの「塗り絵コンテスト」が行われました。

ごみ銀行の代表のティアさんが考えた企画です。

小さな子供が塗り絵するのと、ごみ銀行と何の関係があるの?と最初は思いましたが、ウダヤナごみ銀行周辺の幼稚園の子供たちを集めたのには理由(わけ)がありました。

それは付き添っているママたち。

日本と同じで、わが子を一番にしようと張り切っているお母さんたちがターゲットでした。

コンテストには、マタラム市スラパン地区の地区長も招かれました。

代表のティアさんです。彼女は、ファッションコンテストに出場するのが趣味で、こういったコンテストを主催するのも手慣れたものです。

会場には、後援団体のひとつである「グラメディア」(インドネシアを代表する本屋さん)の出店も並びました。

さて、塗り絵のほうは…。

始まる前に、再三「お母さんたちは、子供の隣に座らないように。手伝わないように」とアナウンスがあったにも関わらず、やはり手伝っている親がいました。(あの色を使いなさい、そこをもっとこうしなさい、という指示を与えてはいけないと言われていたのに)

やはり、お国には違っても親は親ですね。

こちらは、用意されたプレゼント。

よく見ると、ごみ銀行ならでは工夫が凝らされています。

青い包み紙は、コピー用紙の外紙です。プレゼントの中には、プラスティックごみを編んで作ったポーチも入っています。

そして、審査員が審査中は待ち時間。

↓ さあ、見ています。「まあ、これがプラスティックごみから?」といった表情です。

もちろん買いませんが(高いから)、「こんなものがあるのねぇ」と知ることが一歩。

こちらのお母さんは、教育熱心と見えて「ほら、これが地球よ。木があって…」と説明していました。

待っている間はMCのふたりのお姉さんが、子供たち相手にいろんなことを尋ねたりさせたりして、飽きさせないようにしていました。

なかなかの手腕です。「色を言える人?」「歌を歌える人?」「1から10まで数が言える人?」と言った調子。

やっと決まりました。

わが子の晴れ舞台を写真に撮ろうと、母親たちが手に手にスマホを持って取り囲む姿は、日本と同じでした。

コンテスト終了後、会場を見回すと思ったよりごみが落ちていませんでした。

飲んだものや食べたものを、ごみ袋に捨てるように声掛けをしたおかげです。

もちろん、少しは散らかっていましたが予想より少なかったのが驚きでした。

今回声をかけた幼稚園は、制服があったり、身ぎれいにしていて、田舎の子供たちとは違い見るからに都会の子たちでした。

母親たちも教育熱心で、家もそれなりに裕福なのでしょう。

ごみの捨て方も、ちゃんと決まったルールがあったら、日本のようにできるかもしれないと思いました。

今回はそんな母親たちに、ここにごみ銀行があることをPRできたことが、成果だったと思います。

催し物を眺めながら、私がティアをゆいツールの活動に誘わなかったら、ウダヤナごみ銀行の活動も始まっていなかったんだな、と感慨深く思いました。

ゆいツールがなにもタッチしなくても、ウダヤナごみ銀行はひとりで歩きだしたのを今日確認できました。

(山)

↓ 関係者や招待客と一緒に

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エコツアー報告会を開催しました♪ in Tokyo

2017年03月06日 | ⇒2016年度(日本)

3月4日(土)に、中目黒(東京都)で「インドネシア・ロンボク島学生向けエコツアー報告会」を開催しました。

Di Tokyo, Yui-Tool telah membuat acara tentang laporan ekosiwata untuk mahasiswa Jepang di Lombok.

報告会では、参加した学生さんからの発表や、プログラム体験を行いました。

休憩時間にはヤシ砂糖入りロンボクコーヒーも振舞いました。

発表したのは、若松くん。(原稿も作らずすらすらと落ち着いて話をしてくれました)

Ini peserta ekowisata kemarin di Lombok.

そして、長澤さん。(社会人参加でした)

プログラム体験は、ゆいツールが開発した「ごみってなあに?」。

ごみの分別を考えたり、身近にあるごみに関心を寄せるためのツールです。

ごみのカードを、「有機のもの(燃えるゴミ)」「非有機のもの(燃えないゴミ)」に分別してみました。

こちら(写真下)は、振舞ったロンボクコーヒーの販売コーナーです。

ロンボク島でコーヒー販売をしているみどりさんのところから仕入れました。

(LOMBOK CAFE SAMA-SAMAのオンラインショップはこちら

こちらは、ロンボクでの活動「村ツーリズム開発プログラム」(学生向けエコツアーもこの活動の一環です)の紹介パネルです。

パネルは、4月のアースディ東京の出展の際にも展示しますので、お越しの際にはぜひご覧ください。

報告会では、参加者同士のおしゃべりタイムも設けました。

↑ こちらの右上のスーツの女の子も、ツアー参加者です。

今回発表の機会はありませんでしたが、実は2回もロンボクに行っています。

(過去のブログをよく見るとわかります。ヒントは"ロンボクエコツアー”のカテゴリ)

報告会に参加した人からは、

若い人たちが海外に目を向けて、幅広い視野から世界を眺めてもらえるきっかけになっていると思えたところに希望がありましたね」

「学生さんたちが、いい体験ができたことを楽しそうに話しているのはいいもんですねロンボクの学生さんたちが日本の学生から影響を受けてほしいというのは素敵な考え方だと思います。」

など、感想をいただきました。

最後に、ツアー参加者(他2名は海外に行っていてイベント不参加でした)と記念撮影。

エコツアーの参加者が書いたレポートを、後日ゆいツールのホームページにアップする予定です。

ご興味のある方はまたご覧ください。

【予告】4月22日23日に、代々木公園(東京都)でアースディ東京に出展予定です。

お天気が良い日、空いている時間に、ぜひゆいツールのブースに遊びに来てくださいね!

***今回掲載の写真について***

最後の写真を除いて、カメラマンの内田道雄さんに撮影していただきました。(一部トリミング済)

(山)

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