ごみ銀行の調査研究をしていた学生さんの、ロンボク島体験記です。
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9,10月の2カ月間、ロンボク島で卒論調査をしていました。今回は調査内容ではなく、現地での生活について書きたいと思います。
下の写真、枝葉の陰に見えるのは牛さんです。撮影したのは犠牲祭というイスラム教にとって特別な日。何が犠牲になるかと言うと、そう、このうしさん。
同じ敷地内にはあと三頭牛がいました。一頭一頭順番に切られていく様はなんとも見ごたえのある光景でした。
では動物シリーズでもう一本。この木箱に入っている動物はなんでしょう?
正解は...
なんと大蛇!!!
蛇持っているおじさんは調査地の村長さん。村長のペットらしいです。(ちなみに、蛇に気をとられがちですが、綺麗に三つ編みされたおひげもなかなか立派です(笑))
この村では調査期間中、ちょうど結婚式があったので参加させていただきました。見つめあう新郎新婦。素敵ですね~。
ロンボク島では古くから伝統的な結婚式を行っており、「ニョンコラン」と呼ばれています。「ニョンコラン」は新郎の家から新婦の家まで列席者みんなで歩いていく儀式を指します。下の写真がその時のものです。
普段はイスラム教のしきたりに従って露出を控えていますが、このときは華やかな服を身にまとっています。(特に若い人は。)私も衣装お借りしました!
調査中は汚れていい服ばかりだったので久しぶりに綺麗な服着てちょっと気恥ずかしかったです(笑)
こちら、別の調査地での結婚式。(日本と違って若者が多いので実は毎週のように近くで結婚式やっています(笑))
たしか新郎は16歳、新婦は18歳…若い、若すぎる。そして新婚さんの間に入っての撮影は縮こまりました(笑)
このときは「ニョンコラン」には参加しませんでしたが、結婚式の料理準備を少し手伝わせていただきました。
さて、特別な日ではなく普通の日は村でどんなもの食べていたか、少しご紹介します!
こちらはドジョウをぶつ切りにして香辛料などと一緒に炒めた料理。すごく辛いのでご飯がとまりませんでした(笑)
下の写真は、ルジャックといい、マンゴーをピーナッツソースで和えた料理です。すごくおいしいんですが、これを食べた日の夜は腹痛で寝られませんでした。(原因:ピーナッツソース)。振舞っていただく度、『今味わうことVS後の腹痛』の争いが脳内で繰り広げられました(笑)
調査中の楽しみは食事のみならず、なんといっても地元の方々とのふれあい。ふれあいの中で欠かせないのは子供たちの存在。日本よりも子供が多く、村の人みんなで育児している感覚でした。
私のメガネを気に入ったらしく、ベタベタ触った挙句ずっとかけていた少年はかわいすぎました☆
ロンボクを去る直前、なかなか調査中は立ち寄れなかった海岸へ!!!
プライベートビーチかと思うほど人がいなくて、ゆったりと泳いだり寝転んだりできました!!
滞在の目的はゴミ銀行に関する調査でしたが、地元の方々と密に触れ合うことで、現地の自然・文化などを体験できました。
今回の経験に加え、今後ともより広く深くインドネシアについて学んでいこうと思います。
(み)
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