ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

おサルさんクイズをやってみたよ in 保育園

2016年01月13日 | 10. 保育園プログラム

今年(2016年)は申年。

Ini Monyet Jepang(Macaca fuscata)..

ということで、保育園で4,5歳児対象に「おサルさんクイズ」をやらせてもらいました。

Yui-Tool sudah membuat Quiz tentang monyet Jepang di TKK.

まずは12支の動物たちについて確認。

日本にもおサルさんがいるよ。

ニホンザルのしっぽはどんなかな?

Bagaimana ekor monyet Jepang..panjang? pendek? atau tidak ada?

子どもたちに3色カード(赤、青、黄)を配って、答えフリップを示します。

アイアイの歌のおかげで、おサルさんはみんなしっぽが長いと思い込んでいる子供たち。

日本のおサルさんはしっぽは短いんだよ、ということにまず驚き。(先生もびっくり)

Monyet Jepang ekornya pendek..anak-anak kaget karena mereka pikir semua monyet biasa ekornya panjang..

ところで、どんなところに住んでいるのかな?

Tinggal di mana mereka?

テレビやアニメでしかおサルさんに触れていない子どもたち。いったいおサルさんはどんなところに住んでいるんだろう?

多くの子供が赤色(木の上)を上げる中、黄色(洞穴)かもと悩む子や、もしかして青色(おうちの中)?と考える子どもも。

面白いですね。

他にも食べているもの、食べ物をしまっておく場所についても聞いてみました。

Saya tanya lagi tentang makanannya..dan tempat simpan makananya..

おサルさんにポケットがあると思う子どもや、かばんを持っているんじゃない?と考える子どももいて、楽しいひとときでした。

今度、動物園のサル山のサルを見る時には、「あ、しっぽが短いぞ」「なにを食べているのかな?」「本当にほっぺたに食べ物をしまうのかな」と興味を持って見てくれるだろうと思います。

Kalau nanti anak-anak ke kebun binatang, mereka lihat monyet Jepang pasti langsung pikir..wah, ekornya pendek..mereka makan apa?..apakah mereka simpan makanan di dalam pipinya?

日本にはニホンザルの他、野生の動物がまだまだいます。残念ながら直接見る機会は少ないですが、子どもたちがそういった生きものたちに興味を持つように、また動物クイズを考えてみようと思っています。

Di Jepang, masih ada banyak binatang liar..Yui-Tool akan membuat quiz lagi tentang binatang-binatang itu, biar anak kecil jadi tertarik itu.

(山)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://yui-tool.jimdo.com/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で環境教育!? いきもの・いろいろプログラム

2015年08月18日 | 10. 保育園プログラム

ゆいツールはこの7月末に、久しぶりに保育園プログラムを実施しました。

 

静岡県にある、とある社会福祉法人が運営する保育園で5歳児対象に、ゆいツールが開発した「いきもの・いろいろプログラム」を実施させてもらいました。

このプログラムは、開発してから早4年。

かつては、ママたちに体験してもらったこともありました。(2011年11月)

開発したのは2011年の春でした。塾での実施の様子はこちらこちら。指導者向け講座で使用したこともありました。

しかし、保育園で実施するのは初めてでした。

 

5歳児向けに少しアレンジしなおして、30分ほどのプログラムを2回にわたって行いました。

最初に、「今まで、さわったことがある生きものの名前を教えて」とひとりひとりに名前をひとつ言ってもらいました。

「バッタ」「セミ」「ダンゴムシ」「カマキリ」「トカゲ」「クワガタ」「ウサギ」「イヌ」…

みんな、なにかしらの生きものに触れたことがある様子。

次に、日本の里山の風景が描いてある絵を広げて、なにが描いてあるかとたずねると「川」「家」「海」「田んぼ」と言ってくれました。

ひとりひとりに生きものカードを配って、「生きものが暮らしている絵の場所に置いてね」と促し、数人づつで作業を行いました。

自分が持っているカードに描いてある生きものがわからずに戸惑う子供もいましたが、ほかの子に助けてもらいながら絵の上にカードを置いていきました。

「ミジンコ」は見たことがないので、難しかったようです。でも、それを除けば子供たちはおおむね生きものを理解し、住んでいる環境もおおざっぱに把握していることがわかりました。

カードを置いたら、生きものかるたで遊びます。

「足がない生きもの!」「空を飛ぶ生きもの!」当てはまる生き物カードをどんどんとってもらいます。

あわてているので間違うことが多かったですが、その都度とったカードを確認して違うものは戻して次のお題に移りました。

「足が6本の生きもの!」「卵を産む生きもの!」子供たちは間違えながらも、ひとり1枚以上カードがとれました。

次の日には、再びカードを絵の上に置いてもらうワークから始まり、そのあと生きものと生きものをつなぐワークを行いました。

これは、なにがなにを食べているのか、ということを理解して関係性に気づく、という部分です。

5歳児には少し難しい様子でしたが、生きものをみたときに、その生きものが食べているほかの生きものについて考えるきっかけになったのではと思います。

つながりをヒモとピンチで表したあとには、生きもの同士の別のつながりについて、別の事例で写真を見せながら問いかけました。

「ミツバチと花」の関係について。これは、ミツバチがいるおかげで花が実を結べる、という関係性です。

「フクロウと木」の関係について。これはねぐらを提供している、という関係性だったり。

5歳児に「関係性=つながり」は少々難しい、ということはやってみてわかりました。

これを機に、園やお散歩時に公園などで、出かけた先の自然の中で、いろいろな生きものに触れて興味を広げてほしいと思いました。

(山)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://yui-tool.jimdo.com/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で環境教育:「音」プログラム実施♪

2012年11月18日 | 10. 保育園プログラム

爽やかな11月の秋晴れの中、横浜市の保育園の遠足で、幼児向け「音」プログラムを実施しました!

身の周りの音や、環境の音に耳を澄ますことは、すなわち環境を意識し、豊かに感じ取ること。
目や耳に賑やかな刺激溢れる現代だからこそ、小さな音、地味な音、生き物の立てる微かな音などに、静かに耳を傾けることが、心に新しい刺激をもたらすのではないか、と考えてきました。

そこで、幼児向けプログラムにも「音」を取り入れてみることに!
秋の遠足に合わせたプログラムという依頼だったので、遠足の道中でどんぐりを拾い、どんぐりを使った季節の音あそびプログラムを考えました。

しかし、音楽や声ではない「音」に幼児が意識を向けるには、耳の準備が必要ではないか?ということで、一週間前に音に意識を向ける「耳を澄まそう」プログラムも実施させていただきました!

 

事前プログラムで使った教具は、「自然の音」の音源と簡単な写真フリップのみ。音を聞かせて、何の音かな?と考えてもらい、答えの写真フリップを見せるという単純な流れです。
楽しい絵も小道具もなく、果たして子ども達は興味を持ってくれるだろうか? と不安もありましたが、蓋を開けてみると音が鳴った途端、みな「おや?」と意識を集中させる様子が見られ、途中で気が散ってしまう子もほぼいませんでした。

犬や鳥、猫、蝉の声など、子どもが聞いたことがあると思われる音を用意していきましたが、「何の音?」という問いかけに、しゃべれる子は「いぬさん!」「ねこさん!」「むしさん!」など的確に答えていて驚かされました。子ども達は予想以上に周りの音を認識できているようです。

 

 

遠足当日は、たくさんのどんぐりを拾ってみんな得意げに集合!

「歩いてて何か聞こえたかな?」と聞くと、「とりさん」「へりこぷたー」といった答え。

その場でみんなで静かにして周りの音を聞いてみると、鳥の声、車の音、遠くの子どもの声など、思ったよりたくさんの音が聞こえてきました。

そのあと、子どもが自分で開け閉めできる手作りのケースを使って、どんぐりの音をめいめい鳴らして聞いてみました。

最後には、ケースを楽器のように鳴らして、みんなで「どんぐりころころ」を歌いました♪

 

音を聞く、音を作る、という体験プログラムを実施してみて、これからも音をテーマにしたプログラムを開発する手がかりが得られたと感じています!

(岡)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://www.digitalium.co.jp/yuitool/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で環境教育! 第三弾

2012年09月03日 | 10. 保育園プログラム

8月末、ゆいツールは横浜の保育園で、環境教育プログラム第三弾を実施しました。
今回のテーマは、「生き物」!

かねてから幼児におこないたいと思っていたテーマに一歩踏み込みました。

事前の先生との打合せで、まずは園で何か飼ってみましょうと提案。
園のもろもろの状況から考えて、今回はカタツムリに白羽の矢が☆

その後、園児のお母さんが見つけて下さって、大きなカタツムリを1匹飼い始めました。

先生方が観察を促してくれたこともあり、園児はカタツムリに親しみを持ってきたようです。

 

 

そこで、今回はもう一歩深めて、カタツムリの体のつくりについて紹介することにしました。

「みんなの目はどこにある?」といった問いかけから、カタツムリの目はどこ?、口はどこ?と聞いてみたり、「カタツムリに足はあるのかな?」と一緒に考えてみたりしました。

スタッフの小山が学んでいるモンテッソーリ教具を参考にしたイラストカードを使って、なるべく子どもにわかりやすくすることを心掛けましたが、思ったよりも、園児たち(特に1歳後半〜2歳児)はいろいろわかっているんだなあ!という印象。

 

子どもの能力的にはもっと深められそうでしたが、私自身の子ども達を引き付ける技がこなれず、力不足を感じる面も・・・(-_-;)(それに引きかえ、サポートしてくださった先生達の子どもへのアプローチは流石! 幼児へ伝えるということを改めて学ばせていただきました。)

でも、カタツムリも自分と同じように目や口があるんだ、姿はだいぶ違うけど、自分と同じ命なんだ、と子どもが気づくきっかけになれば・・・と思いを馳せました。

 

生き物との関わりや学びは継続が大切なので、お願いして園で作っていただいた「身近な生き物編 絵合わせカード」の使い方を教えて、今回のプログラムを終えました。

都会の保育園の子ども達が、カタツムリや絵合わせカードをきっかけに、生き物好きになってくれたらいいな!

(小)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://www.digitalium.co.jp/yuitool/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育士さんへのミニワークショップ

2012年06月04日 | 10. 保育園プログラム

今年度、ゆいツールは幼児向け環境教育教材の開発を計画中です。

そこで、ご協力いただく保育士の皆さんに、簡単なプログラムを実施しました。

オリジナルの教材ツール「いきもの・いろいろ」を使った、身近な生きものの特徴を使ったカルタゲームでは、自分が体験した生きもの話などでけっこう盛り上がりました。

女性の多い保育士さん。中にはもちろん虫が苦手な先生もいらっしゃる一方で、詳しい種名まで知っている先生もいらっしゃいました。「カタツムリ飼ったことあるよ」など、くわしい話も飛び出しました。
子どものうちからリアルな自然体験を重ねていくことが、子供たちの心身の発達、将来の感性や人格の形成にまで影響を与えることを確認して、ミニワークショップを終えました。
今後は、保育士さんの希望(子どもにこんな体験をさせてあげたい等)も考慮しながら、プログラムを一緒に作っていけたらと思っています。

 

 

幼児のうちは、たくさんのリアルな体験を積み重ねることが、非常に大切だと私たちは考えます。
自分の身体を使った環境体験は、環境の中で子どもたちが生きていくにあたり、必要な知恵や道具や材料となって、子どもたちの未来を支えていきます。
それは、誰も肩代わりすることはできず、子どもたち自身が体験して集めるしかありません。
もちろんある程度の体験の蓄積や言葉による理解が進めば、本やイラスト、映像といったバーチャルな世界も楽しめるようになります。
しかし、その前の幼児期初期に、しっかり原体験を積んでいることが重要。それを飛び越えて最初からバーチャルの世界にいってしまうのは危険ではないか?と思います。

そこで私達の考える幼児期の環境教育では、生きる基盤づくりを念頭に、本物の体験を取り入れた活動をおこないたいと考えています。
それがのちに、自然環境への興味や愛着、動植物への関心等にも発展していくことを期待しています。

 

まずは1本目のプログラムを、夏に向けて開発予定です!

(山)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://www.digitalium.co.jp/yuitool/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で環境教育!?第2弾!

2012年03月31日 | 10. 保育園プログラム

3月のよく晴れた日、横浜の保育園で2度目の環境教育プログラムを実施しました。
今回は外プログラム。

毎日のお散歩を一味変えて、「今日は、葉っぱを見つけに行こう!」と繰り出しました。
1歳から3歳児、普段は立ち止まることがない道端で「ちっちゃな葉っぱが!」
「ふわふわしてる~」「あ、つくしだ!」といろいろな発見をしながらお散歩しました。



保育士さんたちも、子どもの目線でていねいに声かけをしてくださり、子どもたちの興味を高めることができました。

まとめでは、いろいろな葉っぱを紙に張り付けた紙芝居で、葉っぱにはいろいろな形や大きさがあることを確認しました。



まとめのお話をした場所に、あらかじめ採ってきた葉っぱを貼りつけた布を取り付けたところ、プログラム終了後、葉っぱを欲しがる子が続出。

うれしそうに園に持って帰りました。



葉っぱを探す、というシンプルなテーマでも、やってみると面白さがわかりました。

引き続き保育園での環境教育プログラムにチャレンジしていきたいな、と考えています。

(山)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://www.digitalium.co.jp/yuitool/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で環境教育!?

2012年02月14日 | 10. 保育園プログラム

1月下旬に、横浜のとある保育園で環境教育を実施しました!
対象は主に2,3歳児。
最初は、動物などの生きものを見るのはどうだろう、とか考えたのですが、なにしろこの時期。

子どもたちの身のまわり(自然の中)にいそうな生きものは冬眠していたり、活動がにぶくなっていたり、手に入りにくかったりで、試行錯誤の末、「タネをまく」プログラムに落ち着きました。

しかし今度はなんのタネをまこうか、で一苦労。
直射日光が入らない園では、植物がなかなか育たない様子。
それでもまく種が決まり、当日をむかえました。


3歳児にも伝わるようにと作った紙芝居を見せ、友人から分けてもらった土つきの畑の野菜や、園の玄関に置いてあるすいせんの鉢植えも持ち込んで、最初はみんな小さな赤ちゃんだったことを伝えました。
それからいよいよ種まき。今回はカイワレのタネを白いトレーに置く、という体験。


なんのタネを播くかはあえて言わずに、

「これからこのタネがどんな風になっていくかな?毎日見てみようね」

と日常へつなげて終了しました。

これからもゆいツールでは、小さな子どものうちから自然環境について学べるように新しいプログラムを開発していきたいと考えています。

(山)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com

(☆→@に変えてメールをお送りください)

ホームページはこちら
http://www.digitalium.co.jp/yuitool/

Facebookはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする