私たちが開発したプログラムをご紹介します。
生物多様性について、子どもたちにいかに楽しく、わかりやすく学んでもらえるだろうか?
難しいテーマですが、試行試作の末1つのプログラムが生まれました。
今回紹介するのは、生物多様性を伝える4段階のプログラムのうちの、第一段階のプログラムです。
なお、このプログラムは、千葉県柏市にオープンした新しいコンセプトの学習塾「サス塾」でも活用されます!
まず、日本にあるさまざまな自然環境(田んぼ、雑木林、杉林、山、草原)をイラストにしました。
そして、日本にいるさまざまな生き物を描いた「いきものカード」も作成しました。
これらのツールを使って、それぞれの生態系にそれぞれどのような生き物がいるのか貼りながら考えたり(写真)、生き物が持つ特徴を考えながらカルタをしたり、生き物に関するクイズに挑戦したりしながら、特色ある多様な生き物たちが存在していることや、生態系ごとの生物種の違い、共存のための工夫などに思いを及ぼすことができるように構成しました。
このプログラムは日本の小・中学生を想定して開発しましたが、2月のインドネシア・スマトラ島調査旅行でインドネシアの人(おもにNGOスタッフなど)に紹介したところ、田んぼ、森、川など向こうにも似たような環境があるため、皆さん興味深そうに体験していました。
比較的言葉に頼らない教材なので、国際的な応用も可能かもしれない!と夢を膨らませています。(山)
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