ただいまゆいツールは、報告書作りと新規事業計画づくりなどに追われています。
そこで、今回はブログでも昨年度を振り返ってみようと思います。
2018年度活動ベスト3
ベスト1は、何と言ってもロンボク島大地震で急きょ立ち上げた「ロンボク島地震災害支援金募集」のプログラムです。
7月から8月にかけてロンボク島を襲った3回の大地震で、多くの家屋や学校の校舎が崩れ落ちました。
ゆいツールは、現地を支援するためにどうしたらいいのか現地のNGOスタッフと相談しながらプログラムを考えました。
結局、学校に大型テントを提供するプログラムにしました。
こちらは、クラウドファンディングで作成したバナーです。
支援の内容と報告については、こちらのページでご覧ください。
こういう災害支援は、年度が始まるときには計画していなかった活動で、振り返ってみるとよくやったな、という気持ちが沸き起こります。
やっている時は夢中で、8月9月にかけてお金集めと現地との連絡と進捗の報告に追われ、10月と12月に現地で提供したテントの状況を確認しました。雨季こそ使ってもらっていると思いきや、風と雨でテントが壊れたり、学校が休みに入って校舎の建て替えが進んでテントが畳まれていたり、こちらの思いとは若干ずれた現実もありました。
ただ、インドネシアの学校は、テントなどの機材は十分にそろっていないため、今後は学校の行事や次の災害時などに、提供したテントを活用してもらえればと考えています。
ベスト2は、学生さんが頻繁にゆいツールに連絡をくれて、ロンボク島エコツアーに参加してくれたことです。
2018年度にゆいツールがコーディネートしたエコツアーに参加してくれた学生さんは、7月―8月にひとり、10月にひとり、11月にひとり、2月にひとりとふたり、それからもうひとりでした。3月には、名古屋市立大学の曽我ゼミから4名も。
地震があったことで、ロンボク島を知ってくれた人もいたようです。
また、今までのゆいツールのツアーの情報をネットで見つけて、連絡してくれた人もいました。
彼らの体験の様子または感想は、ゆいツールブログ「エコツアー参加者の声」でご覧いただけます。
3月のエコツアーについてはこちらで報告を上げています。
そしてベスト3は! ロンボクの若者たちが育ってきたこと。
上の写真は、6月にギリ・アイル島という観光の島で、日本人の方が経営するバンガローでエコガーデンを作ろうとしたメンバーです。
この時は、伐採した木からテーブルなどを作ったり、ガーデンを作る場所を整えたりしたところで地震が来て、活動はストップしてしまいました。
その後、気を取り直して12月にスタディツアーを行って、参加した若者らが3月にチームを結成しました。
彼らは、ロンボクをきれいにする活動に積極的に参加したいと思っています。
(3月に行われた、スンギギエリアでの清掃活動の様子)
次回は、今年度の計画についてご紹介したいと思います。
(山)
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