さて、学生向けエコツアーの報告も今回が最後です。
タナ・ベア村を後にした学生たちはマタラム市のホテルに一泊した後、タマン・マユラという公園(中にヒンドゥー教の寺院があります)を散策しました。
公園を案内してくれたのは、ロンボク在住のYさん。(上の写真の、一番左の方)
ロンボクには、土着の民族ササック人(イスラム教徒)の他に、バリからやってきたヒンドゥー教徒も住んでいます。学生たちは、ヒンドゥーの文化にもちらりと触れることができました。
さて、いよいよ旅の後半の目的地、ギリ・メノ島です。
ギリ・メノ島は、北ロンボクにある離れ小島です。メノ、トラワンガン、アイルと3つのメノが並んでいます。
バンサールという港から舟で海を渡ると、そこは「ザ・南の島」。(写真は翌日の朝、シュノーケリング前に撮影)
まずは、インドネシア料理づくり体験です。
Mahasiswa dari Jepang memcoba masak masakan Indonesia di Gili Meno, Lombok.インドネシア料理の工程の半分は、調味料の準備、と言っても過言ではありません。
この、ニンニクの量(左のお皿の下側にある白いもの)・・・。これらをミキサーにかけて、他の材料と合わせていきます。
野菜を切ったり。
煮込んだり。
夕暮れ時に海に行ったり。(中央に写っている茶色い服の若者は、日本語勉強中のため学生たちに付き添ったイフォくんです)
翌朝は、シュノーケリングを楽しみました。
宿泊したバンガローの看板の下で。
お次は、お隣のギリ・トラワンガン島です。船着き場には、外国のお客さんがたくさん。
Mahasiswa dari Jepang mengunjungi Gili Trawangan, Lombok.
私たちは、強い日差しの中、ある場所へ向かいます。
Mahasiswa dari Jepang mengunjungi TPA berada di Trawangan, Lombok.
見えてきたのは、ごみの山。上の写真のごみは、廃品業者に売るために、ごみ拾いの人たちがごみの山から集めたもの。
昨年の2月にここを訪れたとき(リンク先のブログの下の方)と比べると、ごみの量は確実に増えカサが増していました。
高さが増していたせいか、牛はもうごみを食べていませんでした。
ふと足元を見ると・・・。どこのホテルのスリッパでしょうか。
帰りに、チドモ(馬車)に乗って、船着き場まで行ってもらったときに見かけたのは、たくさんのビーチホテル。
おしゃれで、まさに「ザ・南の島のホテル」。敷地内はきれいに清掃してありました。こんな景色も。
でもその裏で、どんどん増えるごみの山。
いったい、どうしたらいいのでしょうか。
トラワンガン島は小さな島なので、問題がわかりやすく把握できます。時間がたてば、ごみを埋め立てる場所に困るようになるでしょう。
観光客からごみが見えないように工夫しなければいけなくなるでしょう。
海辺で遊んだ外国人の家族は、ホテルで、カフェで、レストランで楽しんだあと、ごみを残して去っていきます。
自分たちが残したごみが、どこでどうなっているか知らないまま。
日本の学生たちも、それぞれにごみ問題を考えました。
次回からは、参加した学生たちの感想をご紹介します。
【12月の学生向けツアーの報告】
●参加者の声
(山)
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