ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

学生向けエコツアー♪ 名古屋市立大編 折り紙教室と伝統菓子づくり!~報告③~

2018年02月28日 | ⇒【名古屋市立大(2018年2月)】

名古屋市立大学の学生ツアー、ランタン村初日の夜は、「日本の文化紹介」です。

報告①はこちら。報告②はこちら

さて、何をやったかと言うと…。

折り紙です!少し折り紙について説明をしたあと、最初に長方形の紙を使って箱作りをしました。

箱作りなんて難しくないよね、と思っていましたが難航しました。

紙を折るなんてだれでもできると思っていましたが、それは日本人だったら、という話。

箱の次は鶴づくり。なかなか進みません。

折り紙は、思った以上にランタン村の若者たちが夢中になりました。

さて、翌日は「伝統菓子づくり体験」でした。その前に、バトミントンでウォーミングアップです。

お菓子は2種類作りました。お菓子作りは色々な体験が盛り込まれています。

ココナッツ割とか。

ヤシ砂糖削りとか。

パンダン(植物の名前)削りとか。(色付けに使います)

生地をこねこね。

一方、タコ焼き器のようなものに、米粉と少しの炊いたお米を混ぜた生地を流し入れていきます。

ひっくり返します。

さきほど、こねこねしていた生地を中央部分を凹ませて丸状にしていきます。(パンダンを混ぜたため、うっすらと緑色)

ハッと気づくと、村人に囲まれています。

ゆであがったもの。実は、凹みの中にヤシ砂糖を溶かした液を入れてあります。

出来上がりの写真は次回のブログで!(→報告④

お知らせ♪

3月10日(土)に、都内で12月の学生エコツアーの報告会を実施します。

くわしくはこちら

報告会では、12月のツアーに参加した3人の若者が報告をします。

また、ビデオ上映(自主製作)もあります。

ロンボク島のコーヒーやしょうが茶、インドネシアの紅茶のサービスもありますので、ぜひこの機会に足をお運びください!

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学生向けエコツアー♪ 名古屋市立大編 いよいよ村へ!~報告②~

2018年02月25日 | ⇒【名古屋市立大(2018年2月)】

名古屋市立大学の学生ツアー2日目は、日曜日。マタラム市のウダヤナ通りは、毎週日曜の早朝(朝6:00から9:00まで)は歩行者天国で大賑わい。

今回、初めてツアーに歩行者天国を組み込みました。

ツアー初日の報告はこちら

ウダヤナ通りをじゃらんじゃらん(散歩)した後、いよいよランタン村へ!

村役場に到着すると、子供たちがお出迎えです。

わくわくしながら進んでいくと、少女たちの歓迎が待っていました。

わー!と驚く参加者たち。

村長や村の若者たちの歓迎の儀のあと、みんなで記念撮影。

今回、村の女性たち(子供からおばさんまで)の注目を集めたのが、唯一の男子Sくん。

「かっこいい~!」「ハンサム!!」まるで韓国のスターがやってきたかのよう。

さて、オパンのうちへ移動して一息。

これから、この村でどんな生活が始まるのかな、とドキドキの参加者たち。

時間がたつと、こんな感じに。

インドネシア人はコミュニケーション上手。

日本人の私たちは、日本語が通じない相手だと困ってしまって積極的にコミュニケーションを取りにいけません。

でも、インドネシアの人たちは親日感情も相まって、ぐいぐいきます。

さてお昼を食べて、それぞれのホームスティ先へ散っていった後、夕方にょんこらんを見に行くことに。

にょんこらんとは?

12月のツアー報告ではとうとう説明するチャンスがありませんでしたが、ここで説明しましょう。

ロンボク島では、結婚式では田舎だとたいてい「にょんこらん」をします。

それは、行列というか隊列になって新郎新婦と友人らなどが着飾って、村を練り歩くことです。

手前がツアー参加者たち。スカーフをかぶったり、イスラムの帽子をかぶったりで、現地の人に溶け込んでいます。

行列は、にぎやかな音楽とともに去っていきました。

にょんこらん見学の後は、田んぼの中を軽トラに乗って移動します。

田んぼはちょうど収穫の時期。あちこちで脱穀作業中。飛び入り参加しました。

さて、ランタン村初日の夜は「日本の文化紹介」です。(報告③はこちら

お知らせ♪

3月10日(土)に、都内で12月の学生エコツアーの報告会を実施します。

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報告会では、12月のツアーに参加した3人の若者が報告をします。

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学生向けエコツアー♪ 名古屋市立大編~報告①~

2018年02月21日 | ⇒【名古屋市立大(2018年2月)】

2月9日夜に、名古屋市立大学の学生さんと先生らがロンボク島にやってきました。

Mahasiswa dari Jepang sudah jalan-jalan di Lombok, tgl 9 Feb-16 Feb 2018.

今回彼らは卒業旅行を兼ねて、環境やESD(持続可能な開発のための教育)について学ぶためにやってきました。

意図的に、イスラム圏を選んだと先生はおっしゃっていました。

まずは、マタラム市の中心にそびえるイスラミックセンターの見学です。

インドネシアで、飛行機の上以外で高いところから下を眺めることはなかったので、とても興味深かったです。

際立ったのは、モスクの数。日本の公民館や神社のように、必ず集落ごとにモスクがあります。

そのあと、ごみ銀行を見に行きました。

最初に訪れたのは、西ロンボクにあるクカイ・ブルスリごみ銀行(Bank Sampah Kekait Berseri)。

何人かの参加者はプラスチックごみから作ったポーチを購入していました。

お昼を食べてから、同じく西ロンボクにあるマンディリ・スジャトラごみ銀行へ。(Bank Sampah Mandiri Sejatera)

ここでは、JICA青年海外協力隊員(環境教育担当)のRさんが付き添ってくれて、ごみ銀行の方と一緒に活動を紹介してくれました。

ロンボクには、環境問題に取り組んでいる住民が少なからずいることを知ったツアー1日目でした。

夕食の様子。

報告②はこちら

ここで、リマインドです。

3月10日に、12月のツアーの報告会を都内で開催いたします。

Facebookのイベントページはこちら

お申し込みはこちらにどうぞ。

みなさまのお越しをお待ちしています。

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村ツーリズムを推進する目的でフォーラムを開催! in Lombok

2018年02月19日 | ★2017年度(ロンボク)

2018月2月8日(木)に、ロンボク島マタラム市のサンティカホテルでゆいツール主催のフォーラムを開催しました。

Yui-Tool telah membuat acara Forum untuk menbangun dan mengembangkan Destinasi Desa Wisata.

 

プログラムは、以下の通りです。

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1.主催者からのあいさつ(ゆいツール山本)

2.西ロンボク観光局長イスパンさんのあいさつ

3.ロンボクのごみの現状とごみ銀行の活動(ウダヤナごみ銀行ティアさん)

4.ハラル・ツーリズムについて(インドネシア・イスラム観光協会:APII NTB州代表)

休憩

5.村ツーリズムとは(中部ロンボク マスマス村ハビブさん)

6.2016年2017年にゆいツールが行った村ツーリズムについて(中部ロンボク タナ・ベア村トニーさん)

昼食

7.APIIが開発している村ツーリズムの紹介(APII 西ロンボク代表イダさん)

8.マスマス村への見学ツアー(希望者)

★協力:西ロンボク観光局、インドネシア・イスラム観光協会(APII)

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さて、始まりました!

ゆいツールの代表、山本があいさつ。

さて、今回は60人から70人くらいの人に招待状を出しました。

果たして何人来てくれるのか、開会直前まで気をもみました。

招待した半分くらいの人しか来ないかもしれない。たくさんの人のランチを用意しても、無駄になるかもしれない。

ところが、始まってみると用意した席が足りなくなるほどの賑わい。

参加者は、村ツーリズムを推進しようとしている村の村長や観光チームのリーダーや、観光関係者、環境局スタッフ、ごみ銀行関係者、ゆいツールが村ツーリズムを実施した村の女性たちや若者たちなどです。ロンボク在住の日本人の方にもたくさん来ていただきました。

そして、フォーラム参加人数は、最終的に96人に達しました。

ごみの状況や、ごみ銀行の活動を紹介するティアさん。(写真下)

村ツーリズム開発と、ごみ銀行の発展は車輪の両輪のような関係のため、この機会に紹介しました。

ロンボクにあるいくつかのごみ銀行のメンバーの紹介。

それから、日本のごみ処理の現状について、日本で働いた経験があるゆいツールボランティア(ガイド)のスカディが話をしました。

休憩時間に。

APII(インドネシア・イスラム観光協会)のマストゥールさん(左)と西ロンボク観光局長のイスパンさん(右)。

そして、これが噂のランタン村の三つ子たちです。(左から、トゥリスナ、ティウィ、タンティ)

3人揃うと恐ろしく騒がしい。でも頭がよく、パワフルで、日本大好き女子たちです。

会場の外では、ごみ銀行の商品や村のプロダクツを展示・販売して、参加者にアピールしていました。

インドネシア人は写真が大好き。日本人と一緒に写真を撮ることが、誇りにつながります。

村ツーリズムをロンボクでおそらく最初に開発した、マスマス村のハビブさんのお話。

そして、2016年と2017年に、ゆいツールが実施した村ツーリズムの様子を、タナ・ベア村のトニーさんから発表がありました。

昼食後、APIIからいくつかのデスティネーションについて紹介があった後、フォーラムは終了しマスマス村の見学ツアーに出発しました。

ツアーへの参加者は37人でした。

Setelah tutup Forum, sebagian peserta mengikuti perjalanan ke Desa Mas-Mas, Lombok tengah.

バナナの木の根(芯?)の部分を使ったせんべいづくりの見学の様子。

田んぼを見ながらゆったり。

今回、ゆいツールはAPIIのマストゥールさんとタナ・ベア村のアジさんとウダヤナごみ銀行のティアさんなどの協力を得て、ロンボクでフォーラムを開催することができました。

恐る恐るやってみて、こういうフォーラムや情報提供の機会が求められていることを実感しました。

ゆいツールは来年度も、ロンボク島で村ツーリズムが発展していくためのお手伝いをしていく予定です。

そして、それによってごみ問題が少しづつ解決していくことを望んでいます。

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アート村とマングローブ林の見学♪学生向けエコツアー2017 報告⑨

2018年02月07日 | ⇒【学生他(2017年12月)】

12月の学生向けエコツアー最後の報告です。

ギリ・メノ島から帰った翌日、学生たちはNTBマンディリごみ銀行のアイシャさんが始めた「アート村Kawis Kerisant」の見学をしました。

これまでの報告①報告②報告③報告④報告⑤報告⑥報告⑦報告⑧もご覧ください。

アイシャさんは、ごみ銀行を運営する傍ら、ごみ銀行の後ろに位置する貧しい集落がごみだらけなことが気になり、アート村を作ることを計画しました。

そして、村の若者たちを誘ってあちこちに絵をかいて、村をすっかり変えてしまったのです。

私たちはその様子を見学しました。

村の見学を終えると、ごみ銀行で買い物です。

ピアスを買ったり。

面白いものを見つけたり。

お土産をもらったり。

アイシャさんとの記念撮影。

さて、お次はマングローブ林です。

マングローブの種を見せてもらいました。びっくり。帽子がくっついていました。

写真右の帽子がとれると、写真左のように芽が丸裸に。

棒状なのは、そのまま落ちて川底のどろに突き刺さるようにするためです。

翌日、学生たちは「帰りたくないー」と言いながら帰国の途に着きました。

あれから1か月以上が過ぎましたが、参加者はみんなランタン村の若者たちやガイドのアンディやスカディと連絡を取り合い、ロンボクを恋しがっています。

さて、3月10日に、このツアーの報告会を都内で開催いたします。

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学生たちの報告を、ぜひ聞きに来てください!お待ちしています。

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