ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

生き物クイズ第16弾!ツバメクイズ

2021年05月24日 | ⇒生き物クイズ

1か月ぶりに生き物クイズです!今回は、ツバメ!

今まで作った生き物クイズ:ゾウさんイノシシにわとりかたつむりおさるさんうしさんセミハチさんカマキリクマさん海の生きもの①、クモさん、ヘビさん、水鳥、海の生き物②

生き物クイズは、東京都内の学童保育で、小学校低学年から中学年くらいの子たちに、生き物や生き物が暮らしている環境に興味を持ってもらいたいと思い作っています。

東京では、ツバメを見る機会も減っているせいか、クイズの前に子供にイラストを見せて聞いたら「鳥の仲間」と答えた1年生がいました。

それでも、一般的に知られた鳥なのでクイズを始めると「ツバメ!」と、3,4年男子が元気よく答えてくれました。

Yui-Tool membuat quiz mengenai burung walet untuk anak-anak SD kelas 1-4 di Tokyo.

ちなみに、ツバメはゆいツールの活動地インドネシアでもよく見られる鳥です。

第一問。「ツバメについて正しいのはどれ?」

悩んでいる子供たち。

渡り鳥というものが、よくわからない子供もいます。

でも、春に来て秋にいなくなる、と知っている子に引っ張られて、大体の子が黄色を挙げました。

ツバメは日本より暖かいところに暮らしています。

わざわざ旅をして日本にやってきますが、いったいなんのためでしょう?

「避暑?」

ヒントは、ツバメが食べるエサに関係あります。

子供たちに「ツバメのエサはなに?」と聞くと「みみず!」「カブトムシ!」「魚!」、全部「ブッブー!!」

飛んでいる小さな虫です。「蚊とか?」そうです。

ちなみに、ツバメは飛びながらエサを採ります。地面に下りて、土を掘ってみみずを食べたりは、しません。

日本の春から夏にかけて、ツバメのエサになる小さな飛ぶ虫が大量に発生します。

それをめがけて、南からツバメは渡ってきて、子育てをします。

はい、次は巣に関するクイズです。

第2問。「ツバメの巣はふつうどんなところにある?」

これは、分かれました。

「森の中に決まってるでしょ」と言った子に引っ張られて、青を挙げる子が多数。

赤もちらほら。

これが、もし30年前の子供だったら。きっと、ほとんどの子供はツバメの巣を直接見たことがあったでしょう。

今都会では、人々はマンションなどの集合住宅に住み、建物の壁はツバメが巣を作るのに適さない(汚れがつきにくい)素材に変わってしまったため、ツバメのヒナが口を開けてぴーぴー言っている姿を見ることは、ほとんどできなくなってしまいました。

おまけに、巣の材料探しに苦労します。と言うことで、次のクイズ。

第3問。「ツバメの巣の材料はなに?」

これは、ほぼ全員が赤を挙げました。

「自分の羽を使ったら、裸になっちゃうよ~」という意見も。確かに。

「泥なんか使ったら、落ちちゃうじゃん」という子供も。

実は、答えは青。

泥を使うことで、丈夫な巣作りができるのです。

でも、この材料の泥を確保できる場所が、都会ではとても少なく、ツバメが子育てできなくなっている理由だと考えられます。

東京の子供たちは、ツバメをテレビの中でしか知らない・・・。

メダカもそうですが、長い間人のそばにいた生き物たちが、次々と姿を消しているのは、いったいなぜでしょうか。

日本人は、昔から自然と共に暮らしてきました。今はどうでしょうか?

「ツバメが低く飛ぶと、雨が降る」という言葉を聞いたことはありますか?

ツバメは、飛ぶ虫を捕まえて巣にいる子供たちに運んでいます。

湿度が高くなると、虫たちは羽が重くなって高く飛べなくなります。

エサが地面近くにいるため、ツバメも低く飛んでその虫を捕らえる、というわけです。

私も子供の頃、母親にこのことを聞いて、ツバメを観察したことを思い出します。

私は、多くの人に「自然を観察(そして体感)」して欲しいな、と思っています。

日々の気温、咲いている花、鳴いている鳥、芽吹いたばかりの葉っぱ、葉っぱを食べている毛虫、草の中のバッタ、空気中の湿度、落ちている木の実・・・。

「僕らはみんな生きている~」という歌がありますね。(やなせたかし作詞、手のひらを太陽に)

私は保育園の頃から、よく歌っていました。「ミミズだって、オケラだって、アメンボだって」みんな生きていて友だちなんだ、と思って育ちました。

今、その友だちが少しづつ身の回りから姿を消しています。

人間は、人間の問題にかかりっきりですが、生き物のことも忘れないで暮らしたいものです。

(山)

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マングローブ環境教育プログラムづくり始動! in Lombok

2021年05月05日 | ★2021年度(ロンボク)

日本のマングローブ林に生息する、ミナミトビハゼ。果たしてロンボクにもいるのかどうか。

Ini dilukis oleh pak Pati..

新年度が始まって、何度かロンボクの若者たちとミーティングをしています。

Yui-Tool sedang bersiap untuk kegiatan lingkungan hidup mangrove.

(2021.4.21のミーティング)

今年もまだロンボク島には行けなさそうですが、現地の若者たちに動いてもらいながら、日本ではマングローブ環境教育プログラムづくりの準備をしています。

以前、「ごみについて考えるプログラム」を開発したときに、ごみカードのイラスト(下の写真)を描いてくれたパティが、今回はマングローブや周辺の生き物のイラストを描いてくれることになりました。

下は今、パティが描いてくれているイラストたち。(下の絵をクリックすると大きく表示されます)

教材を開発するときに気をつけなければいけないことは、著作権の問題です。

図鑑やインターネットなどで、適当に写真や絵を拾ってきて無断で二次利用をすることは禁止されています。

そのため、もし使いたければオリジナルで写真を撮ったり、新たにイラストを描かなければいけません。

ゆいツールが昨年から作っている「生き物クイズ」も、極力写真などを使わないようにしているのはそのためです。

また、写真よりもイラストの方が、伝えたいものそれ自体を強調して伝えることができる、というのも特徴です。

写真だと、伝えたいものの他に目に飛び込んでくる情報が多くなるので、基本的なことだけを伝えたい時はイラストの方が合っています。

日本で、マングローブ環境教育プログラムを開発するときに、実際にマングローブ林を訪れて勉強する必要があります。

写真を撮ったり映像を撮ったりしようと思ったら、沖縄に行くのがいちばんだ、ということで4月に沖縄行きを計画していましたが、COVID-19の状況を鑑みて延期することにしました。

今は国内を移動することさえ、気軽にはできません。

コロナ2年目。私たちは、色々なことを諦め、新たなこと(日課、スキルアップ、趣味など)を始め、リアルが無理ならオンラインで繋がり、先の見えない未来に向かって生きています。

ゆいツールも、できることを模索しながら進んでいきます。

差し当たり今年度の前半は、ロンボクでは若者たちに数か所の村で環境教育を行ってもらい、日本では教材を開発する、という体制で臨みます。

ちなみに、マングローブ環境教育プログラム開発の目的は、プラスチックごみを減らすことです。

ゆいツールは、常にプラスチックごみ問題を中心に置きながら「ごみ銀行の支援(2013年度~)」「村ツーリズムの開発(2016年度~)」「若者の育成(2019年度~)」そして、「マングローブ環境教育プログラムの開発(2021年度~)」へ、と活動を発展させています。

コロナ禍でも、後戻りはしたくない、と強く思っています。

力強く野に咲くアザミの花のように、厳しい時代を生き延びていきます。

(山)

(アザミの花)

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