ゆるっと読書

気ままな読書感想文

【自分の感受性くらい】新年にガツンと一発、自分に喝を!

2011-01-03 19:38:37 | Weblog
永遠の詩 (全8巻)2 茨木のり子
茨木 のり子
小学館



茨木のり子の詩「自分の感受性くらい」は、おそらく作者が自分自身に向けて投げかけた詩でしょう。

しかし、この詩を読んで、自分の甘えに気がついたり、背筋が伸びた人は少なくないと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この後半には、ガツンと喝を入れられます。

新しい年は、この詩で、「よし、やるぞ!」と気合いを入れて、スタートしようと思います。
コメント
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