「懐かしい感覚」なんて悠長なものじゃないですが・・
昔、たとえば高校生の時、たとえば社会人になったばかりの時に感じた誰かに救いを求める感覚、どうしようもない思いを感じた時に思いもかけない人からかかってきた電話に救われた・・だからまた偶然に誰かが救ってくれるのを期待するような感覚を感じています。
何に・・
日本は長い下り坂を落ちているようです。
みんな民主党に期待していましたが、どうも難しいようです。
日本人一人ひとりが頑張らなくなったから、低迷しているのか・・
雑誌や新聞、はたまたテレビを見ていると社会に役に立ちたいとNPO活動をしていたり、なによりも自分を高めたいと考えている方ばかりです。
また危機感を煽るマスコミの論調を聞いて、やはりみんな危機感を感じてどうにかしないといけないと思っているでしょう。
庶民はがんばろうとしているけれど一向に良くならない。これはやはり国のリーダーシップの問題でしょうか。
かつて少数の指導者が国を良き方向、あるいはとんでもない方向に導いたように、国のリーダー次第でこの国は大きくかわるのでしょうか。
しかし、現在の民主党にも、かつての与党自民党にも国を変えるリーダーとなる人物がいるとは思えません。
選挙にお金がかかり、世襲が有利な状況ではたぐいまれなリーダーも登場しそうにありません。
そもそも圧倒的な人気を誇ったオバマ大統領が、大きなチェンジをできずにいる状況を見ると、世の中が複雑になり過ぎ、かつてのようにカリスマ的なリーダーが一人現れても世の中を大きく変えることはできないのかもと思ってしまいます。
危機感を感じている、自分なりに行動しているのにそれが世の中を変える動きにつながっていない。
どうにかしたいのにどうしたらいいかわからない。
こんな時に真面目に日本の状況を話してみたいのですが、その相手がいない。
みんなが同じように考えているとわかっていても、どうしようもない状況に自分だけが残されているような感覚を感じています。