昨日1月23日は、午後1時30分から6時30分まで、アクロス福岡で開催された「ソーシャル・コミュニケーター養成講座」に参加しました。
5時間の長丁場の上に、話を聞きながらいろんな発想が湧いてきて頭が痛くなりました。
講演の中で、社会に役に立つことをするときに、ほかの人を動かす方法として「楽しい」仕組みを取り入れることが大切という話がありましたが、まさに行政が検討すべきことですね。
難しいスローガンでは誰も動かない・・それはわかっていながら、従来通りの方法をとってきたところがなかったか?
財政状況の厳しい自治体こそ、住民の方ができることは住民の方に取り組んでいただかなくてはいけない。そのために、ソーシャル・コミュニケーションの手法を使うべきと思いました。
講演は海外の事例が多かったのですが、講師の方からあちこちで講演をしているという話がありましたので、日本でも普及しているのでしょう。
しかし、自治体が自然に取り入れ始める可能性は低いとも感じましたので、このような養成講座でリテラシーを持った方がたくさん育っていって、それを社会的活動で実践し、実績が上がることで行政も考えざるを得ない状況になればと思います。(自治体職員らしき他力本願ですかね・・)
ソーシャル・コミュニケーターの意味がよくわからないまま参加しましたが、とても役に立つ講座でした。
ソーシャル・コミュニケーターとは、環境や人権など社会的な課題に取り組む活動をコミュニケーションとして世の中に伝え、ポジティブに人の気持ちを動かしていくことだそうです。
講座チラシを参考に定義らしきもの書いてみましたが、私はこれを読んでいてもよくわかっていなかったんですね。
簡単に言うと「社会的課題解決の取り組みを紹介し、共感する人を動かすこと」かな、あるいか社会の課題を紹介するだけのものも含まれるのかもしれません。
この講座は九州大学でドクターを持つ方を支援している「九州大学キャリア支援センター」が人材育成プログラムとして実施したものだそうで、一般も参加できましたが、九州大学の大学院生、学部生が多数参加されているようでした。
次回は1月30日の同じ時間帯です。
3回シリーズになっていますが、一コマだけでも受講可能のようです。ご関心ある方は九州大学キャリア支援センターのホームページを覗いてみてください。