いまさら?と言われる方も多いでしょうが、まったく価値が理解できず(内容も理解できていなかった)本棚の奥にしまいこんでいた本です。
先日も書いたとおり、早稲田大学の池上重輔先生の講演を聞いて、すんなり概要が理解できて、皆さんが特別な本として取り上げる理由がわかりましたので、読んでみました。
ブルー・オーシャンとは何なのか、ブルー・オーシャンを生み出すために何をすべきかが丁寧に書かれており、この戦略を取ろうとする者の教科書になるだろうと思いました。
ブルー・オーシャンを見つけることは企業に大きな利益をもたらしますが、それを見つけたら終わりではなく、追従する企業と常に差別化をするために、新たなブルー・オーシャンを探し続けることが必要です。
探し続けることこそ企業経営の醍醐味なのかもしれません。
既存の発想を根底から変えてしまうと新たな市場がそこに現れます。
いま、閉そく感が漂っていますが、発想を変えるだけで新たな道が生まれるのではと思わせてくれ、将来に希望を持たせてくれる本です(こういうの好きなのでべた褒め・・好みの問題でしょうか?)。