本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

書店考

2011-03-10 23:49:11 | 本・雑誌、読書
福岡市に新しくできた本屋さんにちょっと寄ってみました。

一応本好きですから、当然書店好きです。

期待に胸ふくらまし、はるばる建物の8階まで上がりました。

着いて・・・並んだ本をぐちゃぐちゃにしたい感覚・・

ベストセラーが大量に並べてある・・

本たちがお行儀良すぎる・・

いや~~・・書店員さんの息遣いが感じられない。。

ちょっとおすまし顔の個性が薄い本屋さんでした。

本屋さんって、それぞれ主張していますよね。
一軒一軒雰囲気がまるで違う。

自分は観察や分析が苦手なので、どこが違うのと聞かれると困ってしまいますが・・

明らかに違いますよね。

なんじゃこりゃ・・っていう本を見つけて、なんでこんな本あるのよ・・なんて思いながら

「え~店やな~」って思う瞬間がたまりませんが・・

今日はちょっとがっかり。

まあ、オープンしたてはこんなもんでしょ。失敗できないから・・

これからの成長を楽しみにしてます。

本日は、「これはあくまで個人の感想です」でした。







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「キュレーションの時代-『つながり』の情報革命が始まる」佐々木俊尚著

2011-03-10 00:22:02 | 本・雑誌、読書
「ネットを使って・・」と話をしたら、ネットは止めておいた方がいい・・と言われて、「そうかな?」とネット関係の本を割合多く読んでいます。

直前に読んだ「ソーシャルネイティブの時代」も面白かったですが、この本もとても興味深く読めました。
自分の知識が真っ新なせいでもあるんでしょう。

しかし、それにしても気がつけば「ソーシャル・メディア」関連の本がたくさん出版されています。
ハーバード・ビジネス・レビュー4月号も「ソーシャル・メディア戦略論」ですし・・
出版界が過熱すると逆に「??」と思ってしまいますが、流行っているようですから、必要だと思う人は集中して考えてもいいのかもしれません。

さて、この本。以前読んだ佐々木氏の著作のイメージで、技術的な話から入るかと思っていたら、
「ビオトープ」という言葉が出てきて、「なんだろう?」となりました。
「エグベルト・ジスモンテ」というミュージシャンの日本公演を企画した方のネットを使ったチケット販売戦略を取り上げていますが、情報を求める人が存在している場所をビオトープ(生息空間]と呼び、説明しています。

多様化、細分化している個人の興味から、共通項を持つ人を集める手段として、ネットが有効に使われているおり、自分が普段感じているより強くネットの可能性を感じます。

インターネットの中が現実世界からは見えにくいだけに、そこに関わっている人といない人の情報格差はこれからますます拡がるだろうと思います。・・でもそれがないからといって生きていけない話ではないので、だからなんなの?ってことも言えるかもしれませんが・・

本に戻ると、音楽や絵画などの話が織り込まれ、ネットの世界を他の本とは違った方向から捉えています。
ソーシャル・メディアを単に解説するような作りではないので、繰り返しになりますが、飽きずに楽しく読めました。


コメント (1)
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