本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「朝食需要 平らげろ」日本経済新聞2012.6.2夕刊

2012-06-03 07:17:27 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
「朝食需要 平らげろ」、1面トップの見出しで思いっきり惹かれてしまいました。

「外食各社が朝の時間帯の集客に力を入れる。」そうです。
記事の中に上がっている各社は、モスフードサービス、ガスト、日本ケンタッキー・フライド・チキン、すき屋、ドトールコーヒーショップ、ロイヤルホスト、そして日本マクドナルド。

力を入れる理由は、「節電のため就業時間を早める企業が相次ぎ、出勤途上で朝食を取る会社員らが増えるとみている」「団塊世代の大量退職者も呼び込む」だそうです。
大量退職者が外食店とどうして関係があるのと思ってしまいましたが、「朝型で朝食時間にゆとりのあるシニアも急増している」・・なるほどです。

私は駅から事務所まで約20分ほど歩くのですが、その間に記事に上がっているお店のほとんどを目にします。

7時30分過ぎの時間帯にどこも開いていて、どこもお客さんが入っています。
朝にハンバーガーなんてガッツリ系の若者かなと思ってしまうんですが、お店に入る人たちは年代、性別バラバラ。
それぞれが欲しくなるメニューがそろっているんでしょうね。

ボリュームの多い食事もなんのそのの私もさすがに朝は ハンバーグ?どんぶり?フライドチキン?と毎日通るたびに「???」と感じていたんですが、もはやお店も無視できないくらい、みなさんの習慣になっているんですね。

3食、同じくらいの量をコンスタントに食べるという食べ方じゃなくなっているんでしょうね。

朝はあったかいご飯にお味噌汁・・かつての日本らしい食生活が残っている家庭は稀少でしょうね。

ところで、記事では消費者の健康志向という言葉が出てきますが、確かに朝食事をとることは大事で、健康につながりそうですが、いくらメニューを工夫しているといっても各社カロリーが高いものを提供していますんで、1週間あるいは平日だけとしても毎日はどうかなあと。。

それにやっぱりアメリカ的な食生活で寂しさも感じます。。。

中国では朝食は屋台で粥など食べるのが一般的って聞いたことがありますが、日本食に力を入れる外食店が出て、どこの町にもご飯(おにぎり)とお味噌汁を出す店があるってならないかな~と思っています。(個人経営のお店だとなかなか大手に勝てないからね。)



コメント
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