今日はお休みを取りました。予定外のお休みなのでのんびりしています。
数日前にダウンロードをして、プリントアウトしていた自民党と民主党のマニフェストを読んでいます。
正式のマニフェストは選挙期間中に印刷物で配布することになっているらしいので、プレマニフェストというところでしょうか。
両党の主張はほとんど盛り込まれているでしょうが・・
既に新聞などで盛んに比較がされておりますが、自分で現物を理解したいと思って、新聞の記事などはまだ読んでいません。
まずざっと目を通して感じることは、
首長選などでよく言われますが、現職は実務を知っているので、政策について具体的にかけるので説得力があります。
同じように自民党の方が細部で具体的かなと思います。
しかし、
自治体であれば、生活の根幹部分、たとえば医療保険であったり、教育に関する制度については国が決めており、裁量範囲が限られているため、現職が大きな失政をしていることはありません。
ですから、失敗について言い訳をして、今後どうこうしますというのはあまり書かなくていいように思いますが。
国の場合は今の日本の状況の責任の多くが現政権にあるとすれば、うまく行っていない施策の今後をどのように書くか?
今の政策を大きく変える方針を出せば、それは今までやってきたことが間違いだったことを認めることになりますし、大胆なことは打ち出せなくなります。
そうすると現状を変える提案は、いままで政権を握っていなかった方が大胆に書けて有利ですね。
さて今から読みますが、いま自分が求めるものは、将来あるべき日本の姿を描いて、それに向かってどのような制度を作っていくかということを示してくれること。
政権を握るということは国を動かすお金とシステムを握るということだから、握ったお金をどう使うかだけではなく、システムをどう組み替えるか、それをどう動かすかもしっかり書いてあって欲しいなあと思っています。
ところで政界再編ということも言われてますから、他党の政策にも関心を持たないといけませんね。