ロンドンでの日程は分かりませんが、出張の主要目的地の一つと思われるので、ある程度の日数はとっていたのでしょう。仕事の合間に、市内を見て回るのに十分な時間があったようで、絵葉書も比較的多く集められています。イギリスでは、特にクイントンの水彩画の絵葉書を多く手に入れていますが、どこか気に入ったところがあったのかも知れません。クイントンは英国の水彩画家で、村の風景などを得意としていましたが、ロンドン市内なども題材に取り上げていました。クイントンは数多くの水彩画を描きましたが、ポストカードとして出版されることが多かったようです。なお、入手したポストカードのクイントンの水彩画は、1904年から1924年までの間に出版されたものですが、各々の絵の制作年は分かりません。
上の絵葉書は、バッキンガム宮殿とビクトリア女王記念碑の写真ですが、網版印刷したカラー写真で、リバプールのものよりは上質です。この写真には大勢の人が集まっている様子が写されていますが、観光客ではなさそうで、中には報道カメラマンらしき姿も見受けられます。何かあったのでしょうか。
次の絵葉書は、セント・ジェームズ・パークの湖の絵ですが、A.R.クイントンのオリジナルの水彩画をもとにカラー網版印刷したものです。この公園は沼地を干拓して公園としたもので、1829年に現在の形になりました。この絵の右側には、湖畔に面して建つ外務省の建物が見えています。
次の絵葉書は、ホワイトホールにある、ホース・ガード(近衛騎兵隊本部)の絵で、クイントンによるオリジナル水彩画です。クイントンの絵は、写真のように正確で、写真に比べ細部まで鮮明に描かれています。
上の絵葉書は、バッキンガム宮殿とビクトリア女王記念碑の写真ですが、網版印刷したカラー写真で、リバプールのものよりは上質です。この写真には大勢の人が集まっている様子が写されていますが、観光客ではなさそうで、中には報道カメラマンらしき姿も見受けられます。何かあったのでしょうか。
次の絵葉書は、セント・ジェームズ・パークの湖の絵ですが、A.R.クイントンのオリジナルの水彩画をもとにカラー網版印刷したものです。この公園は沼地を干拓して公園としたもので、1829年に現在の形になりました。この絵の右側には、湖畔に面して建つ外務省の建物が見えています。
次の絵葉書は、ホワイトホールにある、ホース・ガード(近衛騎兵隊本部)の絵で、クイントンによるオリジナル水彩画です。クイントンの絵は、写真のように正確で、写真に比べ細部まで鮮明に描かれています。