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夢七雑録

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目黒川の桜を見に行く

2016-04-11 20:21:06 | 緑と水辺の散歩道

 

 目黒川の桜が散ってしまう前に、見に行くことにした。行人坂を下りて太鼓橋に出る道は江戸時代からあり、趣のある坂道ではあるのだが、当ブログでも何度か取り上げているので、今回は目黒駅から権之助坂を下って目黒新橋に出る。橋から上流を眺めるが、もう散り始めている様子である。橋を渡り川沿いに上流へと向かい、体育施設や美術館などがある目黒区民センター公園に行く。川沿いの道に比べ、さすがに人は少ない。区民センターの建物を通り抜け、ふれあい橋という人道橋に出て上流を眺める。

 ふれあい橋を渡る。川沿いの道を上流に向かうと、右側に田道(でんどう)広場公園という、グランドのような広場のある公園がある。その少し先が田道橋、さらに、その先の橋が中里橋。それぞれの橋で上流方向を眺めるが、どれも変わらぬ桜の景色である。

 中里橋を過ぎたところで、川の中を覗いてみる。散った花が離れたり集まったりしながら文様を描いている。花筏というらしい。なかめ公園橋という人道橋がある。橋から右に上がると、技術研究所の跡地に開設した中目黒公園。桜もあって花見の場所になっている。

 

次の田楽橋から上流を眺めると、先の方で川幅が狭くなっている事が分かる。ここは昭和の初めに、この場所まで船を上げようとして川幅を拡張した船入場の跡だという。川沿いの道を先に進み、船入場の先まで行ってみる。川の中に様々な形の石が置かれている。川の中に庭園を造ったようにも見える。目黒川の向こう岸には資料館があった筈だが、今は閉館してしまったらしく、その下の調整池だけが洪水対策として使われているという。

 

目黒川に沿って先に進み、駒沢通りを歩道橋で渡って、先に進むと蛇崩川の合流点。近くの広場は花見の場所にもなっているらしい。日の出橋から東横線の高架の先を見てみると、桜並木はまだ続いているようだが、それはそれとして、本日はこれにて終了という事に。


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