「コース」
西巣鴨駅~7番・大都映画巣鴨撮影所跡~8番・明治女学院跡~9番・大塚駅北口駅前広場~大塚駅
巣鴨駅から都営三田線で西巣鴨駅に、ここが今回の出発地となる。西巣鴨駅のA4出口から左へ、白山通りを南に向かって歩く。左側は旧朝日中の敷地跡で、歩道側の壁面には7番目の名所である大都映画巣鴨撮影所についての案内板が設けられている。この地に天然色活動写真の撮影所が設置されたのは大正8年(1919)のことで、後に大都映画撮影所となり、昭和17年(1942)に企業統合される(大映)まで、大衆娯楽映画を製作した。
白山通りを先に進み正法院を過ぎ、その先の横断歩道で白山通りを渡って右側の道に入る。先に進んで巣鴨北中の横を進むと庚申塚通りに出る。ここを左に行き、都電の踏切の手前の角を右に入る。菊かおり園を過ぎてその先の西巣鴨幼稚園に、8番目の名所である明治女学校之址の石碑がある。案内板によると、明治女学校は明治18年の設立で、明治30年には巣鴨に移転したという。この女学校は多くの人材を輩出したとされるが、財政状況が悪化したため明治41年に閉校したとしている。
西巣鴨幼稚園の西側の角を左に行くと道は下り坂となる。突き当りを左へ次の角を右に、西巣鴨小沿いの道を歩く。この道を先に進むと西巣鴨新田通りに出るので、ここを左に行き保育園のある角を右に行くと宮仲公園通りに出る。ここを左に行き空蝉橋下の交差点を過ぎ、さらに進んで大塚駅北口の交差点を右に行くと大塚駅の北口に出る。大塚駅北口駅前広場は再整備されて、イロノワヒロバという愛称まで付けられているが、イロ(色)は多様性を表し、ワ(輪)はつながりを表すということらしい。夜になると広場全体をカラフルに彩る光のファンタジーが見られるということだが、それまで待てないので、モニュメントの一つを写真に撮って大塚駅へ。本日はこれにて終りとする。