今年で満70歳古希を迎える私。
その年齢を実感させられる書類が4月に届きました。
平成28年度高齢者肺炎球菌定期予防接種の対象年齢に達したというお知らせです。
平成26年10月1日から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが5歳きざみで助成金で受けられることになっています。
費用は私の居住する東京都大田区では自己負担4000円。これは地方自治体によって異なるようです。
2000円のところもあれば、3000円のところもあるよう。
助成金がでるということでつい飛びつきますが、、よくよく調べると、この制度、とても複雑で分かり難い!
私は現在はいたって健康なので、今回はパスして、より肺炎のリスクの高くなる75歳で接種する方がいいと思いました。
ところが、区から届いた書類には全く触れていない事実が、ネットで判明。
5年後にはこの制度は無くなっているのです。この特例は平成30年までだそうです。
平成31年度からは65歳になる人のみが対象にになります。(厚生省ホームページより)。
ですから自ずと私が国からの助成金で接種できるチャンスは今回1回きり。75歳はありえません。
今回の区から書類だけですと、補助が受けられるのが一生に一回だけなら、
接種の時期を5年先に延ばしましょう、と考える人がいても不思議はありません。
とても紛らわしい書き方です。
そしてもうひとつ判明した事実!
実は私の区では任意でも現時点では71歳を過ぎれば、定期接種と同じ金額4000円で、
好きなタイミングで接種してもらえるということです。
但し、これは飽くまでも「現時点で」ということで、この制度は1年ごとに見直されるので、
保証できるものではないとのことでした。(区役所保険課の話)。突然この制度が廃止になる可能性だってあります。
ま~、あれやこれやと調べているうちに、私の接種の猶予はまだ来年の3月まで1年あるのですから、
急ぐことはありません。それまでにどうするか、ゆっくり考えることにします。
そうそう、全く補助なしですと、大田区の場合、自己負担は7000円+消費税だそうです。
補助があっても4000円 任意では7000円。これって安いか、高いか?
貴方はこの肺炎球菌定期予防接種、受けますか?