<三浦半島南端 安房崎灯台>
いつもは山ばかりの私たち夫婦、たまには海を見に行きましょうと、昨日急に思い立ち、三浦半島へGO!
「雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休ねずみの雨がふる
雨は真珠か夜明けの霧か それとも私の忍び泣き」
<北原白秋の碑>
北原白秋のこの詩と歌で有名な、三浦半島の南端に位置する城ヶ島に行って来ました。
太平洋の大海原をこんなに間近に見るのは久しぶりです。
歩いた順序はまず白秋碑バス停前の無料駐車場(7月1日から有料になるそうです)に車を停め、
ウミウ展望台→馬の背洞門→(海岸沿いの岩礁帯を歩く)→城ヶ島灯台→山中のハイキングコース→城ヶ島公園
→安房崎灯台→城ヶ島公園→駐車場→北原白秋碑→駐車場。
約14000歩、約9キロ
兎に角海が綺麗です!水はとても透明で青々とし、波白く、眺めていると心がひろ~くなります。
コースは殆どアッップダウンはありませんが、海岸の岩礁の上を歩くのはそれなりの緊張感はありました。
駐車場から城ヶ島公園へ向かう入り口があります。
まず城ヶ島灯台を目指します。
ウミウ展望台から城ヶ島公園、安房灯台方面の眺めは素晴らしいです。久しぶりの海の景色に感動しました。
あの荒波が作り出し岩蝕崖は県指定天然記念物ウミウ・クロサギの生息地で、
冬場になると、ウミウが群れが飛来し、壮観な眺めださおうです。その時期に来て見たいものですね。
さらに遊歩道を進むと、馬の背洞門に下る階段があります。
<馬の背洞門>
馬の背洞門は海蝕洞穴で、長い年月、浸食が繰り返され、出来上がった自然の洞門です。
岩が脆くなっているので、岩礁の上に上がることは危険ということでしたが、そんな警告はお構いなし。
インターナショナルスクールの遠足でしょうか。子供たちが元気に岩礁の上で遊んでいました。
私も冒険!人魚姫のようではありませんか(笑)。
次に向かうのは島の西の端にある城ヶ島灯台。
崖の上の遊歩道のルートを行くほうが歩きやすいのですが、あえてそのまま岩礁の上を進むことにしました。
振り返ると、馬の背洞門の全景が見えます。洞穴はひとつではなく、小さいものがいくつかできています。
岩礁には美しい自然のアート!まるでミルフィーユのようです。見とれてしまいました。
東京湾の入り口を照らす城ヶ島灯台に到着。
この灯台は明治3年、横須賀製鉄所首長フランス人ベルニーにより建てられた日本で5番目にふるい西洋式灯台でした。
が、関東大震災で一瞬にして建物の基礎からから倒壊し、現存のものは大正15年に改築されたものだそうです。
丁度12時!楽しみにしていた新鮮な魚介のランチ。生しらすマグロ丼です。
とっても美味しかったけれど、口に運ぼうとすると生シラスの目がキラリと光り、睨まれているようで・・・。
ここが城ヶ島の西の端。午後からは東の端、安房崎灯台に向けて歩きます。続きは次回に。