東京都に緊急事態宣言が発出されたとき、私の手元には3冊の図書館本がありました。
区内の図書館が5月6日まで全館休館となり、さてこの本はどうすれば?
返却は5月13日でよくなり、十二分に時間があることに喜びました。
それがさらに今回5月31日まで休館が延長され、返却は6月7日で良くなったのです。
さすがに読むスピードの遅い私でも、これでは次に読む本がない!
できれば本は図書館を利用し購入しない主義にしていた私たちも、買うことを考えざるを得ません。
が、書店は軒なみお休み。仕方なく夫はアマゾンで注文。
私は以前から考えていた電子書籍Kindleにしようかと只今思案中。
<ネットから拝借>
Kindleを利用している息子に電話し、その使い方、メリット、デメリットを教えてもらいました。
夫は目に悪いとか、持ち歩きに不便とかいい、あまり気が進まないようですが、
息子はむしろ紙書籍より目に優しくて読みやすいとお薦めです。
8GBのもっとも容量の少ないモデルでも、小説ですと数千冊ダウンロードできるとのこと。
私の余生を考えれば、全く問題ない冊数です。
買うべきか、買わざるべきか、買うならどんな点に注意すればよいか?
便利と勧めてくれたのはデジタル世代の若者(あっ!間違えました、おじさんです)。
私たち高齢者にはどんな物でしょうか。
既に利用されている方で良いアドバイスがありましたらお願いいたします。
最近読んだ三冊の図書館本を簡単にご紹介。
「愛なき世界」はあの「舟を編むの本屋大賞」作家三浦しをんさんの著書。
「舟を編む」は私にとって衝撃的な面白さの本でした。
「愛なき世界」は植物の研究に没頭するリケジョのT大生と彼女に恋する洋食屋の店員の儚い恋の物語。
たまたまではありますが種子から花を育てる過程にあった私には打ってつけの内容でした。
私のペチュニアの苗にも異端児がいます。突然変異?それとも混入した他の植物?
あきらかにペチュニアの葉とは違う苗が5鉢育ちつつあります。不思議?
これもまた偶然ではありますが、PCR検査(検査遺伝子)という言葉も出てきます。
このPCR検査という言葉は「新章 神様カルテ」にも登場。
夏川草介著「神様のカルテ」はシリーズ物となっていて、すでに三巻まで読了。
以前の読後感は下記の記事をご覧ください。とても心に残る内容でした。
「新章 神様のカルテ」は9年目を迎えた熱血医師栗原一止が大学病院という巨大な組織の中で、
不条理に苦しみながらも共に戦う医師仲間や家族に支えられ東奔西走する誠実な姿を描いています。
今、新型コロナウィルス感染拡大で、過酷な現場で働く医療関係者の姿とタブるものがあり、
心打たれ、感動もひとしおでした。
三冊目 辻村深月著「かがみの孤城」は現在進行形。
またの機会に読後感を載せます。
緊急事態宣言も今月末まで延長と、昨日安倍総理の説明がありました。
特定警戒地域以外は一部制限が緩和されるそうですが、東京都は引き続きです。
本日5日、小池都知事から今後の具体的な方針の説明があるようです。
東京はいまだ毎日100人前後の感染者。
私の居住する大田区でも毎日10~20人と感染者が増え続けています。
ひたひたとわが身に迫ってきている恐怖は拭いきれず、
決して油断してはいけない数字と思い、最近は外に出るのも怖くなりました。
スーパーへ出かける回数は益々減り、それも夫と交代で行くようにしています。
真面目で堅実な国民性の私たち日本人!皆、頑張っています、努力しています。
必ずやこの未曽有の国難を乗り切ることができ、平穏な日々が戻ってくることを信じて止みません。