世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

あっという間でした

2020年05月22日 | 読書&映画&ドラマ

<カルミア 金平糖のような可愛いお花をつけるツツジ科の樹木 22日朝の散歩にて>

 

19日に注文、翌日夕刻にアマゾンからKindle端末が届きました。

俺は興味ないと言っていた夫が早速興味を示し、設定全てをしてくれました。

自分の物でもないのに、こういう時の夫はすぐ飛びつきます。

変に弄繰り回されるのも嫌ですが、丁度夕飯準備時でもあったので、とても助かりました。

そして翌日(21日)、早速電子書籍「ライオンのおやつ」(小川糸著)を購入。

 

アマゾンへの注文ですから早いです。クリックひとつで私のKindleにポンと本が入ってくるのです。

紙タイプより200円前後安価になっています。何と簡単なこと!

そして読み始めました、止まらない、どんどん読み進み1日で完読してしまいました。

こんなこと初めてです!あっという間に読んでしまうなんて!

決して朝から晩までkindleにかじりついていたわけではありません。

主婦として家事もこなし、昨日はスーパーに買い物にも行きました。

それなのに読めてしまったのです、1冊まるごと1日で。

これは全てKindleのおかげです、というよりKindeの所為です。

 

私の購入したkindleは8GBで広告なし。32GBの方が少し高額になっています。、

購入画面で選択できます。

 

とにかく軽い、持ち運び簡単、どこでも読める(入浴中だって)、目も疲れない、そして何より、

読みやすい!

好みで文字サイズや行間も替えられるようですが、今のところ最初の設定で満足しています。

この他にもいろいろな機能があり、まだ全くと言っていいほどマスターできていません。

これから順次勉強していき、有効に使っていきたいです。

特に辞書機能や、ハイライトといい、気になる文章に線を引き、後でまとめてみることができる機能。

読後感をかいたりする場合に役立ちそうで、是非使ってみたい機能のひとつです。

ただ唯一欠点と言えば、「読書」という独特のアトモスフィアにやや欠けます。

なんと表現すればよいのでしょう。無機質な読書?

 

今回1日であっという間に読んでしまったのは、偶々読んだ本が読みやすかっただけかもしれません。

小川糸さんとの出会いは「ツバキ文具店」から!

とても易しい文体で、それでいて奥が深い言葉や句が散りばめられています。

肩がこらずさらりと読める彼女の本、題名もユニークです。

今回も「ライオンのおやつ」という題名にまず魅かれました。え?おやつ?それもライオン?

 

 

余命を告げられた33歳の雫は残りの日々を瀬戸内海の小島にあるホスピスで過ごす決意をします。

ホスピスの名前が「ライオン」。そこでは全ての入居者が「百獣の王、覇者」なのです。

毎週日曜日には入居者がもう一度食べたいと思うおやつをリクエストし、人生を振り返る。

そんな場で雫は温かなさりげないもてなしを受けながら、頑くなな心を解きほぐしていきます。

そして前向きに穏やかに死と向かい合い、静かに旅立っていくのです。

内容はとても重たい悲しいものですが、何故か読み終えた後爽やかな幸せな気持ちになれました。

雫が最後に語った言葉がとても印象的です。

「ごちそうさま!」 人生への「ごちそうさま」だったのでしょう。

私も心から「ごちそうさま」と言って人生を終わりたいと思います。

 

さてさて、こんな調子でkindleで読書を続けたら、お金がいくらあっても足りません。

あまりに簡単に読みたい本が手に入るので。困った!

 

コメント (4)
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