夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

まだHL-79Eをいじくってます

2019-07-12 15:23:51 | Weblog
Gchの波形にノイズが乗っていた件はPRE AMP交換で解決したので気分一新、最初から調整のやり直しです。
マニュアルのPRE AMPの項目で気が付いたのですが、前のやり方は間違っていたようです。このblogを見ている人の中には専門家がおられるようですが、きっと「違う違う」って言いたいでしょうね。
過去を引きずっては先に進まないので今までの事はは無かった事にして先に進みます。


マニュアルによると、PROC-1A前面のTP1,4,7をオシロスコープで見てブランキング期間を0Vに調整しろとあります。そのための手順は書いてないので素人にはわかりにくいんです。思い込みがあると間違うので鉛筆で書き込んだのは消しました。


今日はこの調整手順を変えてみました。ブランキング期間をわかりやすくするためカメラを壁に向けて波形モニターでビデオ期間とブランキング期間に段差を付けました。


シンクロスコープはDCモードにして0VをY軸のセンターに合わせ、ブランキング期間をPRE AMPのOFF SET VRで0Vに調整。
Rchを調整


Gchも調整


Bchです


彩度なしの壁を撮ったのに信号レベルがR,G,Bで大きく違うのが気になります。カラーモニターの映像は緑のフィルターをかけたみたいです。

ブランキング期間を0Vにするって、これでいいんだろうと勝手に判断しました。

次はGchのCAL LEVEL調整です。これはPULSEユニットのCALスイッチをONにしてから。


規定の0.4Vp-pに調整しました。シンクロスコープのレンジは0.2V/div。


おっと、マニュアルに「PULSEユニットのCAL出力は5Vp-pであること」とあります。
延長基板を挿して


確認したら約5.2Vだったので5Vに調整。2V/div。


再度GchのCAL確認。若干オーバー気味だったのでVRをほんのちょっと下げました。0.2V/div。


RchとBchはグレースケールを撮像して調整する必要があります。面倒ですねえ。
マニュアルの③と※の内容がまたわかりにくい表現です。「他のレベルセット終了後に行う」って、どういうこと? 今のところ理解出来ないのでとりあえずGchと同じ0.4Vにしておきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする