夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 調整方法を入り口で根本的に間違えていた

2019-07-19 14:54:31 | Weblog
今日も湿っぽい部屋で汗ばみながらなんとかしようと格闘しています。
どう考えても一見それらしい映像が出ても出鱈目な調整じゃあ偽物。現状で試し撮りは考え直しです。というのは次の工程のPROC-2の調整を始めようとしたら収拾がつかなくなったからです。

このマニュアルは昔のパソコンのマニュアルと同じで読む側が基本を理解している前提で書いてあるので素人が理解するのは困難です。これが車に関する事ならwebサイトを検索すればいくらでも情報が得られますが、今のところHL-79Eの情報は存在しません。出てくる情報は私のblogばかり。亡父がよく言ってた「暗闇を手探りで歩いてるようだ」を思い出します。

PROC-2の最初の項目、[GAIN]を確認したのですが、0.4Vp-pのはずがRchとBchはとんでもない値です。
Rch


Gch


Bch


PROC-1Aの調整が根本的に間違っています。

それに先立ってPROC-1AのGAINを自作のグレースケールで調整していい感じになって喜んで「GAIN調整が成功した」内容の記事をまとめようとしていたんですが。

昨日と同じくカメラにシネライトをセットして


グレースケールを撮って


IRISを加減してGchのピークを0.4Vに合わせ


RchのレベルをGAINで調整 ここで間違っています


間違いに気づかずBchもGAINで調整


この後、PROC-2のCALを確認して間違いに気が付いたというお粗末。撮像管の出力レベルはグレースケールを撮ってPROC-1AのGAINじゃなくPRE AMPのCALで0.4Vp-pに調整(RchとBchは0.4Vとは限らない)しないと以後の調整は支離滅裂で収拾がつかなくなると理解しましたが、どうなんでしょう。

とにかくマニュアルの行間を読み込んで頭の中をデフラグし、自分なりの別マニュアルを書いてから進めたほうがよろしいようで。
当分ボケる心配はなさそうです。
コメント
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