夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

16ミリテレシネ装置の改良

2020-07-16 17:15:20 | Weblog
光源のH3ハロゲンランプがイマイチ光量不足です。カメラ側はGAIN 0dB、ND OFFでF8程度にしたいんですがほとんど開放でないとヒストグラムが暗い方に寄ってしまいます。
通常、ノーマルの映写ランプがハロゲン球の場合は明るすぎて対策が必要ですがその逆の現象です。
で、ランプの後ろに反射板を取り付けてみました。単純に考えれば光量が倍になるはずです。
探せば何でも出てくる魔法の部屋ですから、0.5mmのステンレス板がありました。ランプユニットをちょこちょこっと加工して取り付け。


映写機に付けました。


テストです。カメラの液晶はこんな具合。F6.2 まだ納得がいきません。


静止画を書き出して左右反転。40年以上前に野尻湖で遭遇したMoto Guzziのライダーです。今はたぶん70代でしょう。


F4に開きました。ヒストグラムは広がりました。


静止画です。見た目はF6.2と変わりませんがヒストグラムは良好です。


「もっと光を」。次にやってみるのはランプの光を拡散させるスクリーンの材質変更です。
これは前に試して良好だったダイソーのメモ帳の表紙が良さそうです。


結果は、明日の楽しみだあ。
コメント
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