夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネ用8ミリ映写機でトラブル発生

2020-07-27 15:49:08 | Weblog
夕べ、テレシネのテストをしていたら突然SH9映写機から「ガー」という異音発生。裏カバーを外してみました。
なんと、プラスティックの歯車がひとつ脱落しているじゃあありませんか。


軸に入っていたはずのEリングが外れたんです。電気系に落ちていてショートしたら一大事!
映写機を持ち上げてあんなことしたりこんなことしたり、ゴミといっしょにEリングが落ちました。


ゴミは古いベルトの残骸です。ハードオフで買ってきてテストしたとき映写ランプが点かなかったのは接触不良で解決しましたが、ベルトもボロボロでモーターのベルトはOリングで代用したんです。


リール系のベルトは熱誘着のなんとかいう奴で作って交換したんです。忘れていましたが。


Eリングは4mmです。ネジ類のガラクタを探しましたが6mm用しかありません。
Eリングは一度抜いたら再使用しないのが原則です。それでもとりあえずなんとかしようとしたんですがなにぶんにも小さなリングなので映写機の内部に落として探したり。で結局安い物なので今日買ってくることに。
ついでなので内部を掃除したり含油軸受けにエンジンオイル、プラの歯車には模型用のセラグリスを塗布しておきました。

Eリングセットを買ってきました。


ところがセットを間違えちゃいました。一番小さいのがこれ。右が脱落した物です。4mmじゃなく3mmなんですね。


こうなれば奥の手です。脱落したのを修正していれちゃえ。


映写機をテレシネ装置に載せてテストです。実は前回映写レンズが定位置に入っていなかったので今日は確認しました。

「高速道通過絶対反対」の立て看板の文字がはっきり見えるようになりました。
スクリーンに映写した場合はもちろん鮮明に見えます。

少女のTシャツとピンクのスカートの右に出ていた青ハロは消えました。


カメラ(HVR-Z5J)のアイリスは6.8。8だとヒストグラムが低めだったので開きましたが8で良かったかな。


画面が傾いているのはカメラのセッティングの問題です。


徐々にセッティングが決まってきました。次は映写機の位置決め。微調整して決まったらストッパーを付けます。
カメラも位置決めしたら三脚の雲台じゃなくもっとしっかりした物を作ろうっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする