Ikegami HL-59 は SD 時代最後のカメラで機能的に熟成された優れものだと思います。
工房のコレクションにある 59 は正常に動作しますが一点気になることがあります。
VF のアイカップ部のロック機構が無いので自重で下がっちゃうんです。
スポンジと結束バンドで対処していましたがどうにかならないかと調べることにしました。
もしかするとこれってロックかな。でも切り替えても変化しません。
真ん中の樹脂パーツは半透明です。
ネジを抜いてみました。赤の LED です。これって、もしかするとタリー?
そうこうしていたら中の LED ユニットが内部に落ちちゃいました!
すっかり不器用になった指先でなんとか元通りに組んで、ついでに本題の VF が下っちゃう件も調査。
どうも Oリングに粘度の高いグリスを塗って渋くしてあるだけみたいです。
加工してロックネジを取り付けようかとも思いましたが止めときましょう。
元通りに組んであの LED がタリーであることを確認しました。
テープを入れて録画ボタン(これは接触不良があって先日対処済み)を押すと
スライド部は LED が見えるようにするか隠すための物でした。
今までこんな所は知らなくて新発見。便利な機能なので見えるようにしておきます。