今日も新作動画(この「動画」という言い回しは嫌いですが)に挑戦です。
画面を窓に見立てて窓枠を手前に入れようと試行錯誤。
試しに全編窓越しにしてみたらやはり窓枠が目障りですねえ。
映像によっては窓枠が被って不快です。
そこで考えました。窓を開ければいいじゃないか。
改めてペンキが剥げて錆びた帯鋼をスキャンしてそれを素材に窓の外枠を単体で作成。
背景は透明です。
窓は上にスライドして開けることにしてこれを作成。細い桟は帯鋼を立ててスキャン。
Premiere で試しに黒姫山と蕎麦の花の映像を背景に置いて窓を重ねました。
窓をタイムラインで上にスライドさせます。
完全に開いたところです。
ここで一工夫。Photoshop で窓ガラスを軽く半透明に。ガラス越しの雰囲気が出ました。
開いてみました。
イメージ通りです。
細部の手直しです。外枠の隅、鋼材の接合部が不自然ですから。
こんなもんでしょう。あまり違いは感じませんがこだわりです。
これで作品によってはアナログ映像の帰線部のブランクを巧妙に隠すことができます。
更に窓の開き始めと最後はリニアではなく微妙に遅くしましたが「モーション」がイマイチ勉強不足。
「不透明度」は間違ってキーフレームを設定したため。
窓枠は Illustrator と Photoshop で簡単に CG で作成可能ですが素材に錆びた鋼材を使ったので現実感が出たと思います。
作品のタイトル又は番号は窓が閉じた状態で被せるのがいいかな。