夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日は実験的作品「光彩陸離」を作る

2023-12-14 20:18:55 | Weblog

実験的な映像作品作りに挑戦です。

単なる風景映像ではなく、映像文法を無視してみました。

素材はこれも32年前の秋、BGV用に野尻湖で撮影したテープです。

カメラはSONY EDC-50。

タイトルは「漢字熟語・故事成語辞典」から探し決定しました。

”光彩陸離”とは、美しい光がきらきらと輝くこと。陸離は光が散乱すること。

映像に完全に一致します。

タイトルバックの映像は淡々と秋の日差しを受けて輝く小さな波。

次は逆光で煌めく湖面を望遠で。普通ならこのシーンだけ抜き取るんでしょうが。

次は水面のゆらぎ。徐々に波は細かくなっていきます。

湖面を画面一杯にして。これを肉眼で見続けるのは無理ですが映像なら可能です。

一変して湖面に映る太陽。

ラストは絞り込んで背景を真っ暗に落とした湖面のきらめきです。

全編1時間ちょっとの長編です。

BGMは映像を引き立てる曲を厳選しました。

いつもお世話になっている YouTube オーディオライブラリーから Kevin MacLeod 氏の作品です。

当然この曲は著作権表示が必要なので作品の末尾に入れました。

今回の映像は7カットありますが短いカットで7分、長いのは18分収録してありました。

据えっぱなしのカメラですが、各カットの中で大きくあるいは微妙に変化があります。

通常の映像手法なら各カットを数秒、都合のいい部分を抜き出して構成するんでしょうが、

それでは中身の無い映像の羅列です。TVCMじゃありませんから。

 

話が長くなりそうなのでここまでにしておきます。

これから全編確認して明日の朝エンコード、 YouTube にアップです。

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