夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昨日撮って(採って)きた写真を見直す

2022-05-11 17:19:09 | Weblog
昨日は町内から飯山、新潟の丘陵地帯へ行って何枚か写真を「採って」きました。
昨日のブログで紹介した以外で水彩画で描いたらいいんじゃないかと思われるのをいくつか拾って見直してみることに。

これ、言い方は何ですが絵にするのは楽そうです。

B5 のマット紙に印刷しておきます。

これも面白いけど描くのは面倒ですね。


栄村の百合居橋は横位置でも撮りましたがこれもいいですね。

この橋は国道からは一瞬しか見えないのであまり知られていませんが色といい形と言い最高。

これはどうだろう。

土手の部分は簡単じゃなさそう。

気まぐれにカメラを向けただけです。遠近法の見本みたい。


ここは橋の下の川との高低差を表現するために縦位置でも撮りました。

高所恐怖症なので足がすくみます。

この先の棚田へ行く前にファインダーを覗いたら面白い構図になっていました。

自分なりの大胆な画面構成です。

素晴らしい風景ですがカメラの水平が出ていなくて Photoshop で調整しました。

軽量クラスのビデオ三脚があるのに持っていきませんでした。
写真を撮るならビデオ三脚はレベル出しが簡単なので有効です。
映像に長く取り組んできた立場で言わせてもらえばいかに高速シャッターで撮ろうが手持ちでは100㌫ブレます。
水平もちゃんと合わせないと傾いた画面になりますが写真家はそのあたり無神経ですよ。

車に戻る途中で一枚。

田植え前というのが常識外れでいいでしょ。

空がきれいだったから。それだけです。

FainPix S2Pro は素子の汚れも無くて絶好調。

どれも水彩画にはおあつらえ向き。
いい素材が集まったし今後も増えるので絵にするのが楽しみです。
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あれやこれやの一日 社会に氾濫する「禁止」

2022-05-10 22:00:08 | Weblog
連休明けの五月晴れ、奥方が「どこか行く?」
今日は先日手に入れた Jr の EOS20D の調子をみようと考えていたので「行くか」。
奥方がおにぎりの準備をしている間に庭で写真を見てスケッチ。練習は継続が大切です。
 
数をこなせばきっと上達するでしょう。

スケッチはそこまでにしておにぎりとその他を車に積み込んで出発。
FinePix で町内の前から気になっていたポイントでスナップを何枚か。
 
Jr もここで EOS20D で撮影。

次に千曲川沿いに北上して飯山市の山手へ。
ここでこの看板を再三目にして無性に腹が立ってきました。

この書き方はないでしょ!
他に言い方があるだろ!。この看板でこの地域の印象は最悪。
例えば
― この地域では地元の人間が山菜を大切に守っています。他所の方の採取はご遠慮願います―
こんな表現でいいんじゃないですか。
それと「飯山警察署」云々の表記がありますが警察を語るのは言語道断。
そもそも警察はこれを承諾しているのでしょうか。承知しているとしたら事態は更に最低。
もちろん昨今は私有地に入り込んで無断で山菜採りをする輩がいて辟易しているのはわかりますが、言い方があるじゃないですか。
数年前、同じ飯山でここからちょっと離れた所で畑仕事をしていた初老のご婦人から直接聞いた話があります。
「隣りの県から峠を越えて農作物を勝手に抜いて行く人間がいるんです」。
逆に私が隣りの県で風景を写真に撮った帰りに畑の老人が大声で「ちょっと待て!」
アスパラ泥棒と見られたんです。
「ここの素晴らしい畑の風景をカメラで撮っていたんです」
会話はエスカレートして、決して温厚ではない私が「車の中を調べてみろ!」と言い合いになったことがあります。
それが情けない現実で、とにかくせちがらい時代ですけど。

気を取り直して先に進んで風景写真を撮ることにしました。
羽広大橋からの風景です。

澄んだ空気で高社山がクッキリ見えました。
ここは11月上旬に素晴らしい紅葉になります。

毎度訪れるポイントです。

ここも風景は最高ですが、閉鎖的な地域でうっかり脇の道に入るとトラブルになりそうです。

先に進みましょう。
千曲川の百合居橋遠景です。緑色のキュートな橋で私好みの風景。
 

県を越えてここは新潟の東頚城丘陵の某所。

水彩画のために撮りました。

これも8年前から何度も訪れてきた棚田。8年と言う歳月は、風景をすっかり変えてしまいました。
これだけは 18mm 広角で撮りたかったので今度手に入れた Jr の EOS20D で撮影。             これは2014年7月2日です。これも EOS20D でした。
 
放棄した田んぼはススキが生え、雑木の綿毛が芽を出し、やがて元の山に戻っていきます。

Googleマップに投稿した「あめや商店」です。通りかかったのでここの自販機で3人分の飲み物を買いました。どなたかが書き込んでいましたがこれは貴重な文化遺産です。絶対壊さないで!

お店はもう営業していませんが自販機だけは生きていました。
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絵の練習と今度手に入れたデジタルカメラ

2022-05-08 15:26:48 | Weblog
絵の練習はコツコツと続けています。
今日の課題はこの春見つけたポイントで撮った写真。風景画は始めたばかりなのでまたしてもバランスが変です。
目安の線を引いた段階でどうして気が付かないんでしょう。
 
庭のテーブルで描いていたら急に気温が下ってきたのでここまで。

それはそれとして、昨日は待っていたあれが届きました。Canon EOS20D のボディです。ちなみにヤフオクで¥3,480 で落札した「完動品」です。
 
外観はほぼ無傷で材質が悪くて割れる外部端子のゴムキャップも無事でした。

EOS20D はこれで3台目で、私が持っていたのは調子が良かったんですが飽きて次男坊にプレゼントして、今は FUIJICA FinePix S2Pro を主に使っています。
問題は Jr (長男)の 20D は10年近く使っていろいろ不具合が出てきて使う気にならないようなので気になっていたんです。
先日、そんな気もなかったんですがヤフオクで程度の良さそうなのが見つかって落札したというわけです。

梱包を開いてバッテリーを入れてひと通り動作を確認しましたが全く問題なし。
さっそく試し撮りに行ってきました。撮ったのは Jr なのであまり決まった写真ではありませんが

写りはいいじゃないですか。

ウォーキングのベース基地からの眺めです。水平が出ていないのはともかくとしてきれいに撮れています。


これは私の影響でしょうか、撮り方が私と似ています。

皐月の空がきれいです。

古いデータを確認したら Jr の EOS20D は2011年3月に中古で手に入れた物でした。
参考に買って間もなく撮った写真を開いてみました。早春の野尻湖です。
 
日付は3月19日となっています。あの大震災の8日後です。
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写真の風景を鉛筆で描く

2022-05-07 12:04:26 | Weblog
水彩画を始めようと思いましたがその前にこの春撮った風景写真でデッサンをしてみることにしました。
五月晴れの庭に出て写真を選びます。


これが良さそうです。
春爛漫の山里の、奥行きのある写真です。


室内で手元にある物は何年も前から描いてスケッチブックは何冊にもなりますが風景画は初めてです。
一枚目はなんとか描いたけど画面のバランスが変です。


コーヒータイム。


再挑戦です。
今度はバランスに注意して奥の建物から描き始めて山は省略しました。

少しはまともになりました。

この調子で100枚も練習すれば上達するだろうというのは甘い考えかな?
本当は写真じゃなくて現地で描くのが理想ですが、こういう方法も実用的です。
現場で描こうとしても一番決まるポイントが道路の真ん中なんてこともありますし。
練習に使える写真はいくらでもありますが、逆転の発想で絵の素材として写真を撮るってのもあり。
特にデジカメでパチパチ撮った安直な写真に深みが出る気がします。
まあ方法はともかく、青空の下で無心に絵を描くって、いいもんです。
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記憶の中の風景

2022-05-06 11:09:34 | Weblog
前からやってみたかった水彩画ですが、昨日 FinePix で撮った写真を素材としててっとり早いアプローチを考えてみました。
左がオリジナルのデジカメ画像、右は Photoshop で明るさを整えた画像です。
 

Photoshop にはフィルターの中に「水彩画」というメニューがあります。
左はプリセットの水彩画フィルターを適用した画像、右は更に「水彩画をフェード」、つまりオリジナルと重ねた画像。こんな感じになれば上出来です。
 

試しなのでとりあえずこんな設定でやってみました。


トラクタは細部がつぶれてわかりにくいのでオリジナルから切り取って参考にしましょう。


スケッチブックに青空を描いてみました。グラデーションは紙を濡らして絵の具は置いて広げるんだそうですがうまくいきません。
色の混ぜ方もわからないし鉛筆の下書きも忘れました。

筆はダイソーの安物なので毛が抜けてしまいます。かなりしごいて抜けるのは抜いたんですが。
もう少しまともな筆が必要ですねえ。

まあ超初心者の、始めての本当の水彩画ですから第一歩はこんなものでしょう。
何事も経験です。下書きからやり直しだあ。

鉛筆画じゃないので色を塗る目安です。

ここで思い付きました。
本番は別のスケッチブックか画用紙に描くとして、今のスケッチブックで色々試したらどうでしょう。
スケッチブック側はそれこそ思い切り大胆に試してやりゃあいけるかも。
そうしようそうしよう。
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水彩画を始めましたが

2022-05-05 16:34:57 | Weblog
昨日、奥方のスズキセルボのマフラー脱落の応急修理の後試運転を兼ねて長野の町へ。
思い出して文具店に寄って水彩絵の具を物色して安いのを買ってきました。

先日出てきたのと同じ銘柄です。
あれは緑が使えそうだったのですが30年前の絵の具ですから他の色は固まっていました。

パレットはダイソーで買いました。


筆もダイソーの馬毛5本セットです。


今朝さっそく描いてみました。

ヘタは色が微妙でどう混ぜればいいかわからないのでまだ描いてありません。

まあ一回目ですからねえ。これ、ピーマンに、見えるでしょ。

午後は野菜の苗を買いに隣町へ。
ついでに足を伸ばして黒姫山麓の開拓地へ行ってみました。

黒姫より残雪の妙高と畑の緑、新緑の林です。
これって、水彩画に持って来いの素材じゃありませんか。
モニターに表示して描いてみようかな。

ネットで水彩画の描き方を幾つか拾って参考のためにじっくり見ました。
当然ですが、正解のない世界です。
見ていて思ったのですが映像の世界に置き換えると水彩画は HD ではなく細部を省略した SD 映像と似ていますね。
特に撮像管カメラによる映像はそんな印象です。
「高画質だからこんなに細かい所まで鮮明に見えます」とは間逆の世界は大賛成!

水彩画の極意はいかに省略するか、だと私は悟りました。
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自動車メーカーはしっかりして!

2022-05-04 15:32:40 | Weblog
奥方のスズキセルボですが、マフラーのステーが腐食して脱落しちゃいました。
原因は積雪地の塩カルです。
前回の車検の際、前側のステーが取れていたので溶接してもらったんですが、それは間もなく取れちゃって針金で縛って誤魔化していました。
今回は後ろ側のステーの溶接部が取れてマフラーが下にあるサブフレームに接触して車が揺れるたびにひょうきんな音!
今日は外が暖かいので修理に挑戦です。

これが取れたステー部分です。針金で吊ってみましたが水平方向には効いてないのでカラカラと賑やかです。


材料は昨日のうちに買ってきました。16mm の平鋼です。


必要と思われる長さにカットして穴あけ。


万力に挟んで叩いて曲げ加工。


ソケットレンチの駒を使って丸曲げ。


これが取れたステー部分です。

こんな作りじゃ塩カルでたちまち腐食しちゃいます。
そんな所を走ったらすぐに下回りを洗えっていう人がいますが寒冷地では水洗いしたら凍っちゃいます。

ゴムの緩衝材に入る部分は φ12かちょっと大きめです。
10mmのピンが出てきたのでこれを使って細い分は端材の巻きステンパイプでカラーを作ることにしました。


ゴリゴリと切断。


考えた通りの形になりました。有り合わせの缶スプレーで適当に塗装。


前側はまたあとで考えるとして


とりあえずアルミの針金で吊りました。


さてと、後ろ側ですが、、、うまくいきませんでした。
マフラーにしっかり巻き付けて締め上げるつもりが寸法ミスで締まりません。


そもそも元のステーは真上から吊ればストレスは少ないのに横で吊るから捻る方向の応力が掛かっています。
それじゃあ塩カルで腐食したら溶接部が取れちゃいます。
マフラーのステーが腐食して落ちたのはこれで3台目です。自動車メーカーは自動運転や自動ブレーキ以前に作りをもっと真面目にやれ!

今回は考えが甘くて失敗です。
やむを得ず後ろ側もアルミの針金で仮りに吊って試運転。

結果は良好でした。

ステーを改めて作って解決したいところですが今回の失敗を教訓に後日本気で修理、というより改良しましょう。
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北信濃は百花繚乱

2022-05-03 16:45:18 | Weblog
北信濃は百花繚乱、里山は一斉に芽吹きの真っ最中です。
りんごの花は青空に映えます。


先日ここに来たとき、摘花作業をしていたおじさんに尋ねたらこれは「シナノゴールド」だそうです。
りんごはそれこそ数え切れないほど種類がありますがこの品種の花の開きはじめは最高です。


日当たりが良くて水はけのいい畑です。


毎年写真を撮っていますが今日も。


これも私の撮影ポイントのひとつです。


斜面の畑を抜けて隣の集落へ。
これも去年桜が満開のときに訪れた場所で、親友(故人)の奥さんの生まれ故郷です。


帰りに回り道。
ここはいつも逆コースで通り過ぎていました。

見事なタラの木です。

このあたりはどこもかしこもりんご畑が広がっています。


車を停めて振り返るとこんなのどかな風景。


去年まで無意識に見ていたりんごに接木された花桃(受粉樹)です。


足元にあった素晴らしい風景、情景を映像で表現しよう、りんごの花が咲くのを待って開始しようと考えていますが気力が追い付きません。
HDV カメラなら楽ですがそこはへそ曲がりの爺のこと、古くて重い放送用カメラで撮ろうとしているのが足かせになって進みません。
せめて写真だけでも撮りはじめようと折をみては出掛けていますが写真は手軽ですけど安直になっちゃいます。
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ハードオフでまた余計な物を買っちゃった

2022-05-02 16:11:54 | Weblog
久しぶりに町へ下りてお馴染みのハードオフです。
面白い物はないかと物色していたらこれが目に留まりました。


GOKO 8ミリエディターです。¥330なら財布の小銭で間に合います。


同じ GOKO の、もっとしっかりした奴は持っていますがこれ、なんとフィルムクリーナーが装着されてるんです。


なるほど、こうなってるのか。


8ミリフィルムはテレシネの際に前から付着しているホコリその他で苦労します。
これは編集よりフィルムクリーナーでフィルムをきれいにするために使おうと考えて買うことにしました。
見た目はまるで新品同様ですが、ランプを確認しましょう。
付いているのは店で確認してありますが電源を入れたら点灯しました。


ランプは6V10Wですが、正規の光学用でした。

光学用はフィラメントが点光源になっています。

スクリーンはこんな状態で、光学系のクリーニングが必要です。


今日はいい買い物でした。
これもきっとお爺さんの遺品か終活でハードオフに持ち込まれた物だと思いますが、私に引き取られてめでたしめでたし。
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薄ら寒い天気に放送用カメラの確認

2022-05-01 14:37:37 | Weblog
今日は少々寒いし怪しい雲行きでウォーキングはお休みです。
でもせめて自転車に乗ってこようとしたのですが、ポツリポツリと冷たいのが当たってきて家に入りました。

こんな日は気分が優れないので考え事はやめてカメラの調子を確認することにしました。
動態コレクションの中で一番信頼している Ikegami HL-95 です。


まずはカラーバーから。


これは先日確認済みですが改めて。
おっと、POJITION のゼロレベルを間違えてた! でも良さそうな波形です。


まあまあです。


続いて気になるブラックバランスを確認です。
チャートを準備して


窓からの光でホワイトバランスを取ります。フィルターは 5600° ND なし。

レンズは開放ですが仮ですからいいかな。

スイッチは "A" です。


レンズをクローズにして波形モニターを見ると

しっかり黒が締まっていました。

ベクトルスコープも良好です。


続いてフランジバックの確認にかかりました。
レンズの根元に調整ツマミがあります。前に調整済みで良好でしたが改めて調整しました。

フォーカス合わせはモニターと合わせて望縁側は波形モニターも見て正確に合わせました。

次はレジ調整です。撮像管カメラは R G B の映像をピッタリ重ねる必要があって、Gch を基準に R-G,B-G の位置を合わせる半固定抵抗があります。


R-G の重なりは、

まあこんなもんでしょう。

B-G は


完璧です。


R-G はまだ詰めることは可能ですがこの状態でも生出しの映像は鮮明なので調整はやめておきます。
やるならカメラを向かって左、チャートは右に配置して照明を当てないと作業性が悪いけど部屋が乱雑でセッティングが面倒臭いし。

最後にベクトルスコープでカラーバーを再確認。

ほんのちょっとレベルが低いけどまあいいや。

以上、あくまでも素人ですから参考程度に見てください。
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