昨日はクリスマス、
西安の街の通りには残念ながら
ほとんどクリスマスの飾りつけも音楽もないが
プレゼントを渡す習慣はあるようで、
寒い通りにクリスマスグッズの露天商が列んでいる。
そんな私はと言えば、
24日のイブは小さなケーキを買ってきて家内といただき
25日はとりあえずの忘年会ということで
会社の人間と和食屋にくり出した。
久々の和食ということもあって日本酒の量が少々増えてしまったが、
ほろ酔いどころか、十分気分も良くなり、
日本人相手の数少ないカラオケ屋さんに直行した。
ここで歌えるゴダイゴの曲は全14曲。
限りがあるということの貴重さを
感じさせてくれる、
なぜかその中にJAVAVAのような
マイナーな曲も入っているから不思議なものだ。
今日のスタートは威勢をつけるためモンキーマジックから
お腹はふくれていたが祝いのときに食べる餃子が出てきたから
食べてみたら旨かったので箸がすすむ。
なかなかいけるじゃないと思っていたら、
次に丸い少し小さめのサイズのクリスマスケーキまで出てきた、
ひとりずつひとつ、
これってどっかで聞いたことのあるセリフ。
おいしそうなのでケーキを食べ始めるがあまり食べれない、
そうだ、さっきまで餃子をパクついていたことを思い出した。
だから全部はたべれず、途中でギブアップ。
しかしダイエット中であるはずのとなりの日本人、
気がつくとまるごと全部食べてしまっているではないか,
何それ、昼間言ってることと全然話が違うじゃない
と思いながらその食欲に感心していると
クリスマスということでラッキードローがあった。
当たり外れはなく皆にプレゼントが当たるというもの。
最初の和食屋では笑えるゲームに参加して
正解を勝ち取ったので刺身の盛り合わせが1元(20円)で食べれたし、
よーし今日はいい日に来たもんだということで
Holly and brightを1曲。
帰りに、もらったプレゼント忘れないよう大事に
カバンへ入れ帰宅の途につく。
さて翌日、そのプレゼントのラッピングが
綺麗でリボンもつけてあったので
会社の女の娘にでもあげようかなと思ったが、
昨晩帰宅が遅かったので、奥さんの
機嫌をよくするため、
「そうだ嫁さんにあげよう」と清いこころで決心し
アパートへ持ち帰った。
「はい、プレゼント」と何気なく渡す、
「昨日何悪いことしてきた」といつものセリフが返ってくる
しかし顔は微笑んでいる
悪い気分ではないようだ、
そしてしばらくして悲劇は起こった
「何これ!!!」という声がするので行ってみると
プレゼントの中身は何と男性用のみどり色した派手なパンツ。
「アチャー」と昨晩につづき
モンキーマジックのイントロが飛び出てきそうになった。
私でも履きたく思わない
趣味の悪い柄のみどりのパンツ。
もっとましなものくれてたら
すべてが上手くいった筈だったのに、
完全にやられてしまった。
それにしても会社の女の娘にあげなかったのが
せめてもの救いだった。
あの、昨晩最後に唄った
Holly and brightはいったい何だったんだろう?